日高晤郎さん5回目のご命日
☆2023年4月3日札幌快晴
前にも書きましたっけ?
あの日のこと。
覚えています。
お昼ご飯の時間でしたね。
スタジオ仲間から電話が入って、訃報を知らされました。
覚えています。
行きつけのコンビニの赤いポストに投函しようと、ファイルから晤郎さんへの手紙を出した時でした。
あと数秒、その電話が遅れていたなら、その手紙は投函されていたんです。
読み手のいない手紙となるところでした。
哀しいお知らせに、電話口の向こうの友達は泣いて泣いて言葉にならなかった分、私はどこか冷静でした。
その時、涙は出ませんでした。
そして空を見上げた時、青空は全然見えませんでした。
2018年4月3日午前10時48分。
大きな大きな喪失感が生まれた時間です。
あの日を思いながら、心穏やかににこやかに、今日はいつもよりももっと上機嫌で過ごします。
結局、あの日出せなかった手紙はずっと手元に置いておいて、1年後にマッチで灰にして、少しばかりの煙が空に運んでくれたんですよね。
そうか、こうやって空への手紙は伝わるのかと、少し感動してました。
この日、朝は雪。
そこから曇りになって、煙が空に立ち上ったときは快晴。
空の青がきれいでした。
晤郎さん、札幌は今日も快晴。
青空の向こうの晤郎さんに、色々近況報告しながらお昼に、少し歩きます。
仕事終わりの夕方も、晴れてたらいいな。
そして今日を境に、私の毎日に少しだけ余裕が生まれます。
やっとです。
長かったCOVID-19(新型コロナ)の仕事への影響(人手不足)も解消されます。
希望に満ちた新人君達、よろしくねです。
現在2023年4月3日午前10時41分。
上機嫌だけど、やはりちょっと切ないですね。