訃報~拉致被害者家族、有本明弘さん

まだ、日高晤郎さんがご健在の時。
札幌市内で、横田さんご夫妻の講演会がありましたので行ってきたことがあります。
そして日高晤郎さんへ、その感想を手紙にしたことを思い出しています。
番組ではその手紙は読まれませんでしたが、代わりに途中のコーナーのフリートークで、熱く拉致問題に対する政治家の姿勢を批判されていたことを思い出しています。

場所は確か、かでる2.7だったと記憶していますが、定かではありません。

そこで聴いたリアルな、北朝鮮による日本人拉致の実態。
衝撃でした。

私はその頃まで、テレビや新聞などからの情報を信じてましたが、この講演会を聴いてから徐々にテレビや新聞から離れていくようになりました。

恐ろしい事が起きているのに、そういった現実から私たちの視線を逸らすかのような芸能やスポーツの娯楽情報が、テレビを中心に洪水のように毎日流れ込んでくるのに気付いたからです。
娯楽は、学びも多い日高晤郎ショーだけで充分だと。

横田さんご夫妻の講演会は、それほどに私にとって強烈でした。

横田さんご夫妻の訴えの中に、拉致被害者家族の親の世代の高齢化が進む中、なんとか存命中に拉致された家族を取り戻したいというのがありました。
子を持つ親ならば、この話に胸が痛まない訳はありませんよね。
横田滋さん、早紀江さんご夫妻
※写真は、救う会サイト横田さんのページより引用

北朝鮮による拉致被害者、有本恵子さんのお父様。
有本明弘さんが14日未明、老衰のためにお亡くなりになりました。
96歳でした。

有本恵子さんが拉致されたのは、23歳の時です。
娘盛りの我が子を、横暴な国が横暴なやり方で取られ、一生涯会えないだなんて。

有本明弘さんのご冥福を心からお祈り申し上げます。
有本滋さん、嘉代子さんご夫妻
※写真は、救う会サイト有本さんのページより引用




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