ういろう売り、台詞の解説を始める宣言

ここのところ、いやかなり。
ういろうについて書いておりませんでした。
そう、あの、薬のういろうについてです。

外郎売

私が小田原のういろう本店を訪ねたのは、日高晤郎さんが検査入院をされていた2018年1月の事ですから、もう7年も前の事になります。
< ういろう買いに行きました
日高晤郎さんの、鷹の羽のぶっちがえと共に

その後、私の「外郎売」に、出会うための旅を三つ書きました。
< 私の「外郎売」に、出会うための旅Part1
< 私の「外郎売」に、出会うための旅Part2

< 私の「外郎売」に、出会うための旅Part3

外郎売

そして本題、口上外郎売に関しても少々。

< 拙者、親方と申すは、、、

< 日高晤郎流「外郎売」

< 台詞~晤郎さん流「外郎売」

外郎売

まぁこのようにこれまでもいくつか書いてきましたが、このサイトを立ち上げてやりたかったことの一つが、外郎売台詞の分析です。
一般的にはそう興味も持たれないであろうなという方面の話ではありますが。

先日、高千穂音頭「がま出せ節」の歌詞分析をやりましたが、あれは布石です。
< 高千穂音頭~がまだせ節について
がまだせ節 レコード

私はこの場で、日高晤郎さんが伝えて下すったこの口上の面白さを、台詞という面から紐解いてみたいのです。
それも願いの一つ。

というのも。
習得したと公言されていた方の外郎売を聴く機会がありましたが、いやいやあれはただの暗記と早口言葉。
しかも強弱、減り張り(めりはり)が目茶苦茶。
げんなりしました。

やはり、台詞の意味もきちんと理解したうえで、口上として行うのが良い形だと思うのです。

2019年10月26日に始まった当サイト「ラジオ話芸人・晤郎さんへの手紙」
その翌日、10月27日の記事が「ういろう買いに行きました」でした。
固定ページには当サイト開設時点から「外郎売研究室」を設けておりましたが、まだそう進んではおりません。
外郎売
でもそろそろ、折を見て書き始めるもの良い頃合いかなと考え始めています。
何と言っても、このサイトを立ち上げ、ほぼ毎日更新して五年半が過ぎましたので、たまにはこういう方面の話も織り交ぜて行っても良い頃合いですよね。

実は、私なりに外郎売台詞の分析は五年前に終わり寝かせてある状態。
マニアックな試みではありますが、あの不可思議な台詞回しが、実に巧妙に計算されていたものだという事を私なりに書き遺しておきたいと考えております。
結果、二代目市川團十郎という役者さんの凄味が浮き彫りになるはずですから。
外郎売

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