日高晤郎流「外郎売」
☆晤郎さんと外郎売
拙者親方と申すは、、、で始まる歌舞伎十八番の一つ、外郎売。
今からおおよそ300年前。
享保3年(1718年)の正月に、江戸は森田座で初演。
二代目市川團十郎の作であるこの外郎売。
晤郎さんは良く、活舌法としてやってらっしゃいましたよね。
私たちは、ホール公開などで触れることができたりしてましたよね。
ですが実は、毎週日高晤郎ショーが始まる前、しかも第一スタジオにお客様を迎い入れる前にやってらっしゃったようですよ、外郎売。
晤郎さんにとって、とても大切だったその口上、とても気になって色々調べてみてたんです。
☆日高晤郎流「外郎売」
日高晤郎さんの外郎売の録音があります。
それを文字起こしして原稿の形にしてあれこれ分析してました。
そして、本場の小田原市にある株式会社ういろうに行ってきた話は、前にしました。
(その記事は、こちら。 私の「外郎売」に、出会うための旅part1)
そこにあるんです、外郎売セリフのパンフレット。
読んで驚きました。
晤郎さんの外郎売と微妙に違うので。
え?なんで??と。
そこから良く調べてみたら、こういう事かと、ある事実が判明。
それは、こういう事です。
享保年間、その頃。
歌舞伎の演目には台本みたいなのが無く、すべて聞き取りからの文字起こしで各所に伝わっていったみたいですね。
だから一口に「外郎売」といっても、セリフの微妙な違いなど、場所によって生じていったみたい。
晤郎さんのは、おそらく京都大映、もしかしたら市川雷蔵先生流ではないのかなと思っておりますが、確信はありません。
ただ、間違いないのはこれ。
私が受け継ぎたいのは、「日高晤郎流の外郎売」なんですよね。
さて、令和3年(2021年)になりました。
あけましておめでとうございますの気持ちを添えて明日2日、日高晤郎さんの外郎売台詞、アップしますね。
本年も、日高晤郎さんの事、私なりにここに書き綴っていく覚悟です。
これを新年の御挨拶に代えて。
皆様、あけましておめでとうございます。
