弘法寺・AIR Do・仁和寺:木村善幸さん
☆来るべくして来た日本文化との融合
今、木村善幸さんが熱い。
晤郎ショーにご出演以降、私が注目し続けてきた演者。
北見市の晤郎ショーファンの大先輩経由で、私にも色々とご縁を頂き、いまだにこうして応援をさせて頂いている不思議。
※写真は2005年10月STVスピカ公開記念 日高晤郎ショー
晤郎ショーに良くご出演されていた木村善幸さんはそれから、本格的にドイツにまで活動の場を拡げられてた。
しかしcovid-19の世界的蔓延は、御多分に漏れず木村さんの行く手を遮った。
動き続かねばどこかで腐敗していく危険性を孕みつつ、おそらく木村さんは相当思案されたのだと思う。
そんな2020年、無観客トライアル公演と言うのにも挑戦された。
その時私は幸いにもリハーサルから本番まで、通しで見学させて頂いたのは幸運。
あの時、木村さんとそのお弟子さんの持つ内面の輝きと言うか力というか、これまでと違ううねりを直接感じ取ることが出来たのだから。
covid-19がもたらした「動」から「静」への長い時間は、晤郎さんが同じ芸人として信頼した一人の演者に、悟りに近い心情を発露させたのかもしれないと、その時感じたものだった。
この無観客トライアル公演から丁度一年後の昨年9月。
木村さんは、あの空海上人所縁の「東京弘法寺」の行事で公演され、それが切っ掛けで弘法寺で和太鼓塾開講。
そこで様々な方々とのご縁が出来、人脈もさらに充実。
そして今年になってから、あのAIR Doのオフィシャルパートナーに就任。
更には本日、あの世界遺産、京都仁和寺にて特別演奏。
仁和寺も真言宗。
つまりは、弘法大師空海所縁のお寺。
木村さんが密教の世界とつながって行く。
あの頃を知る私にとっても、とても興味深い。
そう。
そろそろ私も、木村善幸さんの真言に触れたくなってきている。