日高晤郎ショー東日本大震災報道・Vスタジオ12：27

☆3.12PM0：27

【スズキアナウンサー】
枝野官房長官の会見をお聞きいただきました。

それでは、被災地の病院の状況です。
大きな被害を受けた東北地方の各地の病院では、多数の住民が避難するなどし、病院関係者からは、食料や薬などの支援を求める声が上がっています。

宮城県仙台市の、東北厚生年金病院には、およそ四百人も入院患者の他、近所の人たちが多数避難しています。
地震発生直後から会議室などを開放し、住民を受け入れていますが、入りきれない人たちがいて、廊下に横たわっている人たちもいます。
一夜明けた今日は、親族らの安否を尋ねる人が多数詰めかけ、混乱が続いています。

また停電のため、自家発電用のモーターを使っていますが、備蓄している燃料の重油が二日分しか無く、今後、人工呼吸器などが使えなくなるという不安が出ています。
病院関係者の男性は、「患者の命にも関わる。どうか早く届けてください。」と支援を求めています。

【男性アナウンサー】
一方、警察庁は12日、仙台市若林区で見つかった二百人から三百人の遺体は、津波で浸水した地域に在り、警察部隊が近づけない状態と明らかにしました。
え～これは、警察官が離れた場所から目視で確認した人数という事です。

え、更に宮城県内では、この現場以外にも犠牲者が出ており、え宮城県警は岩沼市と名取市の体育館に、合わせておよそ二百人の遺体を搬送したとしています。

え警察庁は11日から各都道府県警に対し、救助活動を行う「警察広域緊急援助隊」の派遣を指示しています。
えまた、、援助隊の他、遺体の検視や身元確認を行う刑事部隊も既に出動しているという事です。

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