映画:ボクは五才
☆1970年の大映映画作品
古い映画をレンタルして観ました。
「据え膳喰うは男の恥」という名言を、若き日の日高晤郎さんに伝えた、宇津井健さんもご出演されている作品です。
そんなに期待してはいなかったのですが、良かったのでご紹介。
高知県に暮らす5才の男の子が、大阪に出稼ぎに出ている大好きなお父さんに会うために家出をして一人で旅をするという内容ですが、これが昭和のあの時代の人情や社会や風俗が描き込まれていて、懐かしいやら嬉しいやら。
ああ、こういう時代だったよなぁと、令和の現在から振り返って見るとなんとも味わい深い。
この作品の公開が1970年です。
晤郎さん大映退社されたのは1965年ですから、それから5年後に公開された作品という事になります。
そうやって考えると、タイトルの「ボクは五才」というのも、私たち日高晤郎さんファンからすると少し違って見えたりします。
お時間の許すときに、よろしければどうぞご覧になってみてください。