映画紹介~プロバンスの休日
☆アマゾンプライムビデオにて
ずっと仕事で忙しく、映画を観ていない期間が長かった私ですが。
この世界でもまれな重税国家と化した日本で、もうなかなか外食も映画も能天気に行けない状況になってますでしょ。
でも心を豊かに保つためには余暇も大事なんですよね。
そこでレンタルビデオよりもお得なネット配信で映画を観ることにしている昨今です。
我が家では現在は、アマゾンプライム一ヶ所と契約。
そしてある程度見尽くしたら、次のネットフリックスか、ディズニープラスか、NHKオンデマンドのどこかと契約してまた1~2年で見尽くしてというローテーションを組んでいくつもりです。
その方が映画館行くより、レンタルビデオ通うより数十倍から百倍安いので。
とにもかくにも岸田と石破とその取り巻き、てめぇらのせいだぞコンニャロ!
ということでアマゾンプライムビデオ。
今回私の心に痛いほどにヒットしたのがこの作品。
プロヴァンスの休日
舞台はフランスの地中海側にあるプロヴァンス地方。
そこに暮らす老夫婦の元に、パリから孫三人がやって来る。
孫三人は長男17歳、長女15歳、次男8歳くらい。
長男長女は反抗期、そして次男は聴覚障碍者。
老夫婦の娘エミリーは結婚に反対され、17年前に家出。
それ以来疎遠になっていた。
そして今回、エミリーは離婚し、求職のためカナダへ。
そこで夏季休暇の二ヶ月間、子供三人を父への断りもなく実家へ預けたという形。
当然、超頑固な祖父や、あまりに辺鄙な片田舎に長男長女は大反発。
そんな状況で二ヶ月間も暮らして行けるのかという心配もありつつ、老夫婦と孫たちの二ヶ月間に何が変化し、何が変化しなかったのか。
そんな作品です。
映画の冒頭は、パリからプロヴァンスへ向かう列車の中、うたた寝をする幼い次男の顔。
そしてBGMがサイモンとガーファンクルの名曲サウンドオブサイレンス。
なんの予備知識も持たずに観た作品でしたが、冒頭からぐいぐい引き込まれて、日常風景で起こる小さな出来事にもう泣けて泣けて。
同じくらい、微笑ましくて笑えて。
観終わって、何この名作は!!!と余韻が凄まじかったです。
問答無用、ただただお薦め。
反抗期の少年少女たちでも、老年期の孫育て真っ最中の方にも、お薦めの作品です。