日高晤郎ショー 東日本大震災報道・9:13
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☆3.12AM9:13
【晤郎さん】
結局、流通。
ええ、道路の関係。
だから我々は、一つ物凄く大きな事を学ぶという事にもなっているんだね、今。
人の心の弱さね、強がっていても弱さは勿論だけれども。
実は我々はこうやって日常、普通に生活しているってのは、何をどこを通ってどういう風に伝わって、どこが逆に言うと切れてしまったら、何が麻痺するかっていう事を学んでいるんだよ。
恐ろしい話ですね。
本当は、こんな学び方はしたくない。
一番良いのは、平常で学ばなきゃいけない。
学ぶことが大切だって言うのは、そこなの。
平常の時に、どれくらい勉強しているか、です。
その勉強量が、イザってなった時に、それでも役立たないのが災害なんだよ。
だから、本当に怖いですよね。
羅臼町の漁協青年部、カサイさんに伺った。
8時30分くらいに電話したんですが。
「現在は普段と変わりなく、いつも通りの状況です。で、昨日は船で沖に避難したりしましたが、大丈夫でした。」
こっからなんですが。
「双眼鏡で沖の方を見ると、鯨が跳ねたりしていてビックリしました。」
これはねぇ、、、。
ま、こちらは大丈夫なんで安心して下さいと、カサイさんは羅臼町。情報を入れて下すったんですが。
何か有るんだな、海に。
いきなり双眼鏡で、鯨が跳ねてるとこ視て、ビックリなすってるんですからね。
漁協の青年部の方。
これは逆に、良い景色じゃ無いんでしょうね。
あるいは、、、此処が無事だという景色かもね。
他の処から逃げてきて。
あの非常に、発信・アンテナと言ったものを豊かに持っている動物でしょ?
だから、そうなのかもしれないね。
跳ねたりしているってえのは、だから恐怖なのか悦びなのか、我々にはちょっと想像つかないけれど、こちらは大丈夫ですと仰ってる限り、ひょっとしたらそうかもね。
普段見ない景色を。
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