古本屋の意義
☆出版業界の衰退
出版業界が、近年は本が売れずに苦戦しているという話をよく耳にします。
そういえばあのジェフリー・ディーヴァーでさえ、今年からの新刊も文庫本になりましたしね。
とても残念な事でありますし、本好きだった日高晤郎さんも、きっと悲しい思いをされているのだろうなと思います。

ところで私。
このブログも毎日更新しなくなった分、一日のうち絶対に40分はこれまでより余裕が生まれましたので、その分読書にも時間が割けるようになったわけです。
そこでようやく40年ほど前に読みかけていた本の続編などを、この際(元気に読めるうちに)読み進めようと考え、一覧表にしてみましたらほぼ200冊(内、シリーズ物は3つ各10冊ほど)。
一冊を2日から5日で読み進めても、3年はかからないという事で探し始めたらもう驚き。
本自体がもう販売されてないのです。
たまに販売継続されているものであっても、いまや電子ブック版しかない。
ネット検索してみても、古本さえ見当たらない。
晤郎さんも仰っておりましたが、本好きは、手で紙の頁を繰る事も読書の楽しみの一つなんですよね。
とてもではありませんが、電子ブックではよろしくない。
何だか悔しいな。
でも四十年も続編購入を考えていなかった自分も悪いと半ば諦めかけていたのですが、、、。
この前。
フラリと入った古本屋さんで、私が欲しい200冊ほどの内の一冊を発見しました。
ネットにも関わっていない、本来の古本屋さんらしい古本屋さん。
なんだか希望が見えてきました。
200冊全部には出会うことはないでしょうが、これから旅先でも積極的に古本屋を覗いてみようと思った日でありました。
そういえば。
日高晤郎さんの夢の一つは、もし自分がラジオ話芸という道を進まなかったら、古本屋の主人だと仰っていましたよね。
その言葉が一層腑に落ちたような、私と一冊との、出会いでした。
