日高晤郎ショー・みとせの流行り歌1988年 その1

八代亜紀さんを冒涜するような商売が始まってしまっていることを昨日書きました。
< 八代亜紀さんアルバム問題について
全く不愉快極まりない話でしたので、気分一新、今日は歌を愛した日高晤郎さんが時代ごとにスポットを当て綴ったコーナー「みとせの流行り歌」を久々に書くことにします。
間が空いてしまいましたので、今回続けて2~3年分続けてお届けします。
さて。
晤郎ショーみとせの流行り歌の録音をONにします。

< 日高晤郎ショー・みとせの流行り歌1987年 その2 より続く

日高晤郎ショー番組開始30周年記念として、期間限定のコーナーとして始まった「みとせの流行歌」(みとせのはやりうた)
第五回目は、1988年。
昭和63年の流行り歌です。

この年の晤郎ショーは、アシスタントが小柴純子さんから曽根真由美さんにバトンタッチした年でした。

みとせ、三十年。
一年に流行り歌は本当にたくさん。
テレビやラジオで流れ流れて。
残ったものもありますが、流行り歌足り得なかったものもあります。
そういうものをその時代その時代一年ずつ聴いて頂き、やっぱり良いものは残って行くなと言う確認と、へぇ~そうだったのかいという時代も聴いて頂く。
みとせの流行り歌、一スタ三十曲です。

昭和63年、1988年です。
この時アシスタントはもう母親になった曽根真由美ちゃんに変わりましたね。
目が離れてて宇宙人みたいな顔だねって、よくからかったもんですが。

石田久美子もここからでしたね、サテスタ歌謡曲。
で、7月17日、私覚えています。


その日は雨でした、あの函館エキスポ。
八十八青函博、そこでコンサートがあったって言うんで。
あの港の処へテント張って、菅原洋一さんがゲストで。
で、晤郎ショーの中だったのか、晤郎ショーとは別番組だったのかなぁ。
定かでは無いけど、雨をよく覚えているんですよ。
この頃はゲストの菅原洋一さんとは仲良しになっていましたね。

最初の時はカフェオレ・サロン。
これをやっている頃は、菅原さんがポスターをご覧になって不快に思われたって。

俺より日高晤郎の名前が大きいって。
この時、菅原さんに申し上げました。
これは私の番組で、私のイベントで、菅原さんゲストで。
必ずしもゲストが偉いという訳ではないんですよって。

そうしたら、納得しましたね。
そこがなかなか大人でした。

んでもなぜ?って言ったら、この人を知らないって。
そりゃそうでしょ、日高晤郎は聖徳太子よりは有名じゃないですからね。

でもそういうもんですと。
その土地その土地には、その人間のプログラムがあって。
私の場合はこれはもう断じて私が偉い!私が一番だって言って作ってもらったポスターですからって、気の強い事を言ってましたね。(笑)
それ以来、菅原さんとは仲良くしていただいて。

思い出しますね。
青函トンネルの開通に伴って、青函連絡船がここで運行を終了したんですもん。

この年ですよ。
船はなんかレストランのようになってね。
なんかあれですね、海難事故もあったけれど、あの懐かしみ以上のものが連絡船にはあったでしょうね。
色んな歌を生み、ね。

それから札幌市営地下鉄東豊線の開業もこの年だったんですってさ。

だから諸々の流通が変わったりすると、人生の考え方も変わるじゃないですか。
で、函館がああやって通ってしまうと言うことだって、それはもうとんでもない出来事ですよね。
陸続きになるだなんて、まさに人生いろいろ、この曲の通りです。
人生いろいろ 島倉千代子

たしか作詞作曲が中山大三郎さん。
中山大三郎さんはこの頃が頂点じゃないかな?
この後に珍島物語もあるでしょ。
そうやって大出世した元々作詞家です。

で、中山大三郎というも、もちろんペンネームではなかった水沢圭吾って言いました。

流れ者小唄」っていう私のデビュー曲は、私が23歳の時ですが、その中山大三郎の前の名前、水沢圭吾で詞を書いてくれた。
だからまぁ、友人でした。

死ぬちょっと前に、ちょっと飲まないかい?って、六本木で飲みましたからね。
なにか虫が知らせたんでしょうね。
珍島物語の後でしたから。

で、一緒に飲んで、その後声帯をまずやられて。
話すことができなくなって。
それからお亡くなりになりましたけれども。
人間の虫の知らせってあるもんですね。

だから私がどなたかお客さんに電話をして、そんなことあり得ないんですけれども、飲まないかい?って言ったら私が危ないと思ってください。(スタジオ笑)

それまでは元気で言いませんから。
本当っすよ。

< 日高晤郎ショー・みとせの流行り歌1988年 その2へと続く

< コントロールタワー:みとせの流行り歌はこちらからどうぞ。

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