映画館への客側の暴力(三波春夫さんの哀しみ)

個人的に絶対観たい映画である「スターウォーズ マンダロリアン&グローグー」の公開前夜祭が、札幌でも行われると知りまして。
これは作品公開が始まる前夜に、一足早く上映をするという企画。

その前夜祭が行われるのが、日本国内で7劇場。
その内の一館が、札幌ファクトリーの映画館なのです。
札幌シネマフロンティアですね。
マンダロリアン&グローグー

この「スターウォーズ マンダロリアン&グローグー」の公開前夜祭が5月21日木曜日の夜7時から一斉に始まるので、これはファンとしては是非とも観たいわけで、情報をあれこれ調べておりましたところ、、、。

なんでも、映画館側への客側の暴力が問題になっているという事も、今回知りました。
かなり嫌な話題ですけれども、実は根が深いであろうこの問題を、敢えて記事に遺す事を決めました。
映画館
以下は、シネマフロンティア側から提示された客側の問題行動の事例と、嫌がらせ行動に該当するという事項です。
つまりハッキリ表現すれば、客側から映画館への暴力という事です。
映画館

映画館への暴力事例


①長時間にわたり、繰り返し対応を要求する事。
②問題なく上映を終えた後、金品を要求する事。
③内容が不明瞭な要求をする事。(例えば、誠意を見せろなど)
④事実確認が出来ない事例への金品の要求。
⑤映画館の施設破壊。(意図的に汚す事も含む)
⑥スタッフへの暴言や侮辱。
⑦客としての権威を前提とした脅迫。(売り上げに貢献してるだろう、というような)
⑧正当な理由がない事への対応要求。(役員や支配人への対応・自宅訪問での謝罪・念書作成・土下座等の本来義務のない要求)
⑨従業員への社内処分の要求。
⑩無断で従業員を撮影し、SNSなどに投稿する事。
⑪SNSでの誹謗中傷
⑫従業員への付きまといや、個人情報を聞き出すなどのプライバシー侵害
⑬セクシャルハラスメント(性的な嫌がらせ)

これらが、今年3月24日付で札幌シネマフロンティア公式サイトに掲載されているのです。

なんだか、胸が痛くなりますね。
客の一部に、映画館側にこういう事を言わせてしまう方が居るのかと。
映画館

以前に三波春夫さんが、お客様は神様ですと言ったなんて話が拡がりましたが、こういうところから思い違いや、増長する一部の客側が生まれてきたのかなとも思っています。

三波春夫さんの公式サイト(オフィシャルサイト)の中に、三波さんが綴ったこういう文章があります。

「『お客様は神様です』という言葉が流行ったのには、びっくりした。
よくこの言葉の真意はどこにあるのかと聞かれるが、私も、その答えに困ることがある。
(中略)
しかし、振り返って思うのは、人間尊重の心が薄れたこと、そういう背景があったからこそ、この言葉が流行ったのではなかろうか?」

三波春夫オフィシャルサイト:「お客様は神様です」についてより抜粋

ちなみに、三波さんは「真実の藝(芸)をするためには、心を昇華させねばならない、それは神様に手を合わせる時の敬虔な心をもって」という信念がお有りで、そういう心情が昭和36年の舞台での話の端に出たのだと言います。
三波春夫 歌藝
そういう話が当時評判になって、お笑いトリオのレツゴー三匹(※レッツゴー三匹ではなく、レツゴー三匹が正しいコンビ名です)がネタとして「三波春夫でございます、お客様は神様です」というギャグにして一気に日本中に広まった。
レツゴー三匹

ところが、こういう経緯です。
当の三波春夫さんが、お客様は神様ですと言った事は無かったという事でした。

「人間尊重の心が薄れたこと、そういう背景があったからこそ、この言葉が流行ったのではなかろうか?」
札幌シネマフロンティアで起こったらしい事と当館のハラスメントへの対処方針に触れて、改めてこの、三波春夫さんの言葉が蘇りました。

話は変わりますが、最後に。
三波春夫さん没後25年コンサートが7月に行われます。
そこには晤郎ショー所縁の歌人、市川由紀乃さんもご出演されますという事で、皆様にもお伝えしておきます。
三波春夫 没後25年コンサート

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