講演会:LIFE IS THE SUN OF EXPERIENCESに行ってきました

・講演会に行ってきました

以前にご紹介した講演会「LIFE IS THE SUN OF EXPERIENCES」に行ってきました。
< 木村善幸さんイベント情報

木村善幸さん イベント情報
このポスターでは、パネリストが木村善幸さんとなっておりましたが、当日は司会進行役に徹しておられ、パネリストやパネルディスカッションは無く、登壇者の方々の講演3種といった感じでした。
※正式な司会進行は、何とかという会社の何とかという女性が担っておられましたが、良く聞こえませんでした。う~む、歳であります、、、💦

・プログラム

講演会タイトル:人生は経験値の合計~死の淵で、人は何を想うか。

14:00~14:30 開演・オープニングアクト 津軽三味線・和太鼓奏者:木村善幸さん

14:30~16:00 講演 大麻まんまるこども園園長:竹内寿朗さん、ドラマプロデューサー:江森浩子さん、ライティングディレクター:田頭祐介さん、THREE株式会社代表取締役:安居北斗さん

16:00~16:30 座談会
木村善幸さん イベント情報

会場

札幌駅から冬の凍結路面歩いて15分、時々本気で転びながら。
辿り着いた会場はEZOHUBSAPPORO、札幌ドラッグストア二階。
ガラス張りの超近代的な会場。
行き先が見えていても、どこをどう通って行けばあちらのドアに辿り着けるのか、ちょいと迷う、そんな場所。

それで、たくさんの本が並んでましてね。
これがほとんど私の好きそうな本でして。
おおこれは良いなと思って帰宅して昨夜調べたら、ご利用には月¥18,150-必要。
それなら月¥18,150-の本を買って自宅で読みますという選択をした私です。

会場では、木村さんご本人やマネージャーさん、そして心底素晴らしい木村さんのお弟子さん方に軽めのご挨拶ができました。
EZOHUBSAPPORO

開演・オープニングアクト  

コロナ禍を機に、一気に世界へと活躍の場を拡げてらっしゃる木村善幸さんの和太鼓演奏、そして仁和寺で撮影された映像も流れました。
演奏活動にお忙しい木村さんが、こうして札幌の地で無料講演会を企画された意図は何だろうと気になっていたのですが、すんなり理解できた開演オープニングアクトと、トークでした。

演奏活動の果てには、人の命と残された時間と、生きる事の究極の目的が掲げられているのだなと分かりました。
この事は、言葉を綴りながら毎日を歩いている自分にも、似たような思いがあるからです。
誰かのために。
利他。
そうかこの講演会はそうなのだなと、確信できたオープニングアクトとトークでありました。
LIFE IS THE SUN OF EXPERIENCES

講演:竹内寿朗さん

あの京都での木村善幸さんの授賞式で、舞台に上がられて和太鼓演奏された内のお一人でもある竹内さん。
私がお会いするのはその時以来2度目です。
あの時は、どういう背景の方なのか分かりませんでしたが、この場でとてもよく分かりました。

お仕事は乳幼児から6歳児まで。
この対象は、私にも関わってますので、とても興味深く拝見させていただきました。

LIFE IS THE SUN OF EXPERIENCES

対談:江森さんと田頭さん

有名なドラマらしいですが、私はテレビをほとんど見ませんので知りませんでした、1リットルの涙。
この対談の基礎部分である、1リットルの涙を知らないので、話の内容がほぼ分からない状況の私。
江森浩子さんは、1リットルの涙のプロデューサー。
田頭祐介さんは、このライティングディレクター。
ライティングディレクターというのは、照明係の総指揮官といったところ、、、という解釈で間違っていないのかな?
対談の終盤、会場に向かって何か質問はありますか?との問いかけがありましたが、私は10問ぐらいお伺いしたいことがありました。
ところがこれらの質問は、今回の講演会のテーマである命・生死・生きる意味と価値というところにかすってもいないモノでしたので、手を挙げるのは憚られました。
しかもお二人の作品、知りませんでしたし。

あ~~、昭和と令和で、照明への考え方で大きく変化したことはありますか?など、本当は質問したかったんだい!!

LIFE IS THE SUN OF EXPERIENCES

講演:安居北斗さん

木村善幸さんと昔から交友があるのが安居北斗さん。
その安居さんが今年の2月に、くも膜下出血で倒れ、生死の境をさまよって奇跡的に復帰することができました。
しかし、いつ再発するか分からない状況で、「今この時」の大切さに気付けたというのが根本のテーマでした。

これは一番自分に重ねやすかったお話でした。
二十歳まで育たないだろうと言われて育ってきた私です。

大人は残酷ですね。
まだ学校に行ってないからといって、こういう話を本人の前でするのは良くないです。
小さくても分かっています。
夜、布団に入るとき、このまま朝になって目覚めなかったらどうしよう?なんて心配しながら眠っていた幼稚園児だった私。
やはり、死を意識すると人生は劇的に変わります。
今やらなければ、死んだら出来ないという考え方が自然に身につきますから。
今日が明日も続くだなんて、本当に根拠のない思い込みでしかありませんから。

安居さんのお話を伺っていて、そうだったよなぁと昔の自分を思い出していました。
私は現在61歳。
予定より三倍生きられているので、毎日が超が付くほどの幸運ばかりであります。
来年のこの講演会で、再び安居さんにお会いできるという楽しみが増えた時間となりました。

LIFE IS THE SUN OF EXPERIENCES

座談会

以上の講演や対談が終わった後に予定されていた座談会ですが、これは木村さんのご判断なのかな、安居さんの講演が終わった時点で中止となりました。

こういう生きた判断が、この講演会自体をスマートに締める結果になったと思います。
こう判断がその場でスパンと出来る木村さん(もしくはスタッフさん?)は、さすがに生きた音を扱う達人ですね。

この部分も含め、とても良いものに触れさせていただいた講演会でした。

LIFE IS THE SUN OF EXPERIENCES

能登大地震復興支援~来迎寺

最後に。

能登の大地震からもうすぐ一年。
近年、能力が著しく減退した政治屋さんばかりが目立って、復興さえも本気で取り組んでいないようですね。
そんな事もあって、木村善幸さんのお知り合いの能登のお寺「来迎寺」も壊れたままで存続も危ぶまれる状況になってきているそうです。
< 勅定山 来迎寺

こちらは、高野山真言宗のお寺です。
真言密教、空海上人直結のお寺ですね。
ここの手助けをしたいと、木村さんが寄付活動をされております。
西暦で言うと814年創建です。
彫り損ねた道祖神みたいな首相には、とうていこういう気迫も期待できないので、私も微額ながら応援させていただきました。
皆さまもよろしければ是非にとお願い申し上げます。

能登半島石川県穴水町「来迎寺」へのご寄付のQRコードです。
能登半島石川県穴水町「来迎寺」へのご寄付のQRコード

ザッとこういう感じの昨日の講演会でした。
木村さんの演奏活動の傍流として、こういう熱い思いが生じているのだなと真っすぐに伝わってきた講演会でした。

これからおそらく、札幌以外の地でも開催され、その都度内容も練り上げられていくのでしょう。

皆様も、こういった講演会がお近くで開催される場合は、是非、足をお運びください。
得るものが多いはずですから。
LIFE IS THE SUN OF EXPERIENCES

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