サンマ1匹3780円

☆私の日記より

晤郎さんは、魚の召し上がり方が奇麗。
小骨もきちんと頂いて、食べ終わった後は骨を上手く畳んで。

その点私は全くダメ。
食べ方が汚い。
散らかる。

晤郎さんに尋ねたら、「それは和彦さんが魚への感謝がないからだよ。」との答え。
う~~ん、、無いかも。
これは、晤郎さんがおっしゃるレベルの「感謝」という意味で。

多分晤郎さんは、一箸一箸感謝をこめて召し上がっているのだろう。
「あなたの命を頂きます。少しでも無駄のないように頂きます。」
そんな思いをこめて。
だから、所作の美しさにつながっているのだろう。

~2014.10.4の日記より

☆不良で品薄、高嶺の花

今朝のニュースを見ていて、サンマが不良で、これまた高かった昨年の、倍のセリ値が付いたと知った。
水揚げ港の厚岸の直売店では、高いもので1尾3780円の値が付いたとも。

秋の味覚と言われ、気軽に食卓に上がるのが当然だと思っていたサンマでさえ、こうなる。

これから異常気象や各国の採取バランスの変化で、簡単に他の食材だってそうなる可能性を秘めている。
ちょっと怖いな。
有って当たり前という感覚が、食材への感謝につながらないんだろうな。

私より少し上の世代。
勿論晤郎さんも入るのだけれど。
苦労して若い時代を生き抜いてきた方には、本当の感謝が息づいている気がしている。

晤郎さんが私に「感謝がない」と仰ったときの、少し歯がゆい表情は、そういう世代と時代にも向けられてたんじゃないかなと今更思う。
サンマの不良と高値から、そんなことを思い出しつつ考えちゃった。

、、、感謝、お持ちになってます??

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