希望の種~紫草
☆江戸紫を見てみたくて
1ヶ月と少し前に、紫草に関する読書の記事を書きました。
そして実はあれから、紫草に関する本を別に取り寄せて読んだんです。
その原動力、、、という大げさなものではないかもしれないですけど。
その原動力は、日高晤郎さんの語り芸「紺屋高尾」。
錯覚ではあるのでしょうが、本を読み進めるうちになんだか晤郎さんと会話してる気分になって、消えゆく江戸文化の一端に触れたくなったという感じ。
さて、私がこのblogにこれまでに書いた紫草関連の記事は以下の通り。
紫草(5/29)
紫草その後(6/3)
紺屋・紫屋(6/14)
日本伝統色・紫の種類(6/15)
読書~紫根染め(7/25)
その6/14の記事「紺屋・紫屋」で、関東圏在住の専門家にお話を伺った旨の事を記しましたが、その後の展開が有ったのでご報告。
その専門家の方が江戸紫を観たいという私の思いを受け取って下さって、種を7粒分けて下さった。
「紫草はですね、栽培法のしっかりしたものが無いんです。だから上手く育たない事もある。でも本当に興味がお有りなようだから、一度育ててみてください。」と仰ってくだすって。
国産の紫草は、絶滅危惧種です。
なので慎重に種の蒔き方や時期、それに勝手に増やしたり転売したりと言った禁止事項もしっかり教えて下さいました。
これもきっと日高晤郎さんのお導きと、私、頑張ってみます。
上手く育ってくれたら、本当に嬉しいです。
何か進展有りましたら、ここでもご報告しますね。