単行本「市川雷蔵と勝新太郎」

☆札幌進出50周年の紀伊国屋書店にて

圓生さんが気になって本を探しに行って。
札幌駅の紀伊国屋書店で、札幌進出50周年のクリアファイルを頂いて。

そうか、テレビ塔地下の紀伊国屋書店は50周年なのかと知り、先ほど大通り店に行ってみた。

お祝いの花が飾ってあり、作家さんたちからだろうか、お祝い色紙もドンと飾ってあった。

今日はここで絶対に何か買いたい気分。
晤郎さんはそういう気分をとてもよく理解して下すったっけ。
あ、いや、理解して下すったという表現は正しくないか。
晤郎さんもそういう気持ちになると仰っていたから。

「本好き独特ですよね、和彦さんのその感覚、私もですよ。
そういう感覚って、とても大事でね。ね!ありますよね。
ある種の勘とでも言うか、それでじっくり探してみると、思いもしない買いたい本が目立たないところにトンと並べてあったりする。」
晤郎さん、そう仰ってました。
本の話をされるときは、私に対してさえも穏やかで優しい口調。

50周年かぁと30分ぐらいは店内をあれこれ探したかなぁ。
ハッと目についたのがこの本。
存在自体を知らなかった本。
今年の9月に出版されてる。
まだ二ヶ月も経ってない。

手に取って少し中を覗いて、迷わず買いました。
著者、中川右介
タイトル「市川雷蔵と勝新太郎」
KADOKAWA出版から出て、定価2,860円。
全568頁。

こういうことがあるんですよ。
だから私は余り情報は仕入れません。
本屋に行って野生の勘で何か読みたい本と出会わないかなと、隅々まで探すのを楽しむタイプ。
圓生さんの話芸の本を探して、結局それが晤郎さん先生お二人を扱った本との出会いにつながった。
この独特の喜び、たまらないのです。

これから少しずつ読んでいきますが、、しかし待てよ、、。
面白いなぁ。
圓生さんの本も、この「市川雷蔵と勝新太郎」も、芸人人生を通しての時代を映し出す資料集としての側面を持つ本だなぁと今気づく。
意図したわけじゃないのに、同傾向の本二冊。

晤郎さん。
この二冊を大切に読みますね。
今日の空は雨模様だけれど、晤郎さんの笑顔が見えた気がしました。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください

手紙

次の記事

紀伊国屋書店