えばんげりおん
☆序・破・Qと来てシン
シン・ゴジラ。
そしてシン・ウルトラマン。
これらが余りにも深くて良かったため、同じく庵野作品の「シン・エバンゲリオン」を昨日観た。
でもどうして良いか分からなかったので、エバンゲリオン(以下エヴァ)に詳しい友人にあれこれと質問。
結局長電話になった上に良く分らん説明が延々と続いたのだが、要するにこういうことらしい。
エヴァには幾つかのストーリーがあり、時代時代で書き換えられた。
最初はテレビシリーズで1995年秋から半年間の全二十六話。
そして最終的には映画版が四作品作られたんだという。
エヴァ序(2007年)
エヴァ破(2009年)
エヴァQ(2012年)
この三作品がトントンと発表されての、最終話となるシン・エヴァが2021年。
なるほど、そりゃ序破Qシンと続けて観ないと分からない。
で、昨日一昨日つまり土日、エヴァ四作品を観たんです。
序と破はまぁ理解できた。
しかし、だ。
使徒が何者で何の目的で何をしたらどうなるのかがまず分からない。
またエバンゲリオンが何で、どうやって作ったのか、なんで暴走するのか、電気プラグさして動く生き物?なのか、分からない分からない。
なんで、主人公のおとっつあんが話しかけてる石板みたいなのが分からない。
冷蔵庫で寝泊まりしているペンギンらしき新生物が分からない。
ここまで書いてふと鏡を見たら、時代に取り残されたくたぶれたオヤジな自分が呆けて映し出されていたのよ。
序と破で使い古された我が魂を半分抜かれていたけれどね、、、。
いや待て!
待たれい!!
そこの昭和中ほどに生を受けた男よ。
作品は四つ、お前はまだ二つしか見ていない。
これは分からなくて当然ではあるまいか男よ!
等と自分で自分に語り掛けて納得させてQを観たの、私は!!
きた~~破から14年後の世界。
これで疑問だ解け始めるぞ~~と観た。
再び、、、、しかし、だ。
はぁ??
これはもしかして、もっと分らんごとなるとでしょうか??と宮崎弁で心の不安を表現してみました。
なんか不用意に深層心理の領域に踏み込んでしまってないか??
これを収束させるには相当な構成力が必要とされるぞと思いつつ、大混乱の中、やはりシンエヴァだろう、そこで人類大絶滅を引き起こした使徒だのエヴァだのリリスだのアダムだのの謎が解き明かされるのだろうと、レンタル購入のボタンを押したのでした。
三度、、しかし、だ!
なんだなんだなんだ結局は、人類を滅亡の淵に追い込んで、使徒だのエヴァだのがガッスンガッスン戦って、結局なんだよ。
これらの元凶は主人公のおとっつあん??
おとっつあんが先に亡くなった恋女房に再会したいがために、、ってこと。
くそおやじじゃん。
昭和半ば生まれの年寄りにははじめっから分かろうとしても分からん話だったんじゃ。
不気味な使徒が集団でやってくる幻惑、使徒使徒ぴっちゃん使徒ぴっちゃん。
もうクルクル回って座りしょんべんしてバカになりそうなので、シンエヴァまで観終わった後にしばらく外の冷たい風に吹かれて佇んでいました。
そうか、この作品が世の中では大人気で評価も高いのだな。
そうかそうか。
さて、今夜の晩御飯、何食べよう。