大道芸人さんを観てきました~その3

☆今度こそ、紙芝居・南京玉すだれ

さて続きです。
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まずはこちらから。

☆紙芝居

ゴールデンウィークの北海道開拓の村。
そこに集った可愛いお子さんたち。
迫力のあるガマの油売りの後は、紙芝居。

さあ、動画配信だのDVDだのに慣れてる現代っ子たちに紙芝居の世界は通用するのか!
昭和生まれとしては、ある意味ドキドキしながら紙芝居のおじちゃんに感情移入。

午前の部の出し物は、そうです、黄金バット。
紙芝居
おじちゃんは頑張ったんです。
でも、時々、噛む💦
それも、思いっきり、噛む!!
しかも大事な場面。
「おお、黄金バットのピンチ!!」と言うべきところを、おじさんこう言ったんですね。
「おお、黄金バットのパンチ!!」

聞いてる多くの親御さんも私も、「、、、、、、、💦」ってなりました。
ピンチとパンチを間違えてはならんだろう、、まぁどちらも外来語ですしね、仕方ないっちゃ仕方ない。
もう、私は笑いこらえるのに必死でした。

さて午後の部。
こちらの紙芝居は、剣劇物。
タイトルは「恩讐の彼方に」
💦
恩讐💦
幼稚園児や入園前のちびっちゃいこの前で、、、恩讐💦
いやあ、昭和でした。

「命乞いをする母と幼子が切り殺したものの、その幼子の血まみれの顔に恐れをなした藤十郎は、、、」みたいな話なんです。
峠を通りがかった罪のない親子を切り殺す主人公。
おいおい待て待て、聞いてるのは令和の親子たちなんだぞと冷や汗出ました。

昭和の初めには、子供たちはこういう話を聞いて育ったんですね。
そう、それよりですね、この午後のおじさん。
読み方が凄まじい。
悪人も仇討ちに向かい若武者もお坊さんも、みんなこう口をゆがめて超極悪怪人みたいにして話すので、全員変な人にしか聞こえませんでした。
私はですねこの話ですね、妙な汗をかきました。

あそうそう、この午後のおじさん。
一回だけ、太鼓叩かずにバチがずれて、自分のふくらはぎをビチャンと叩いたのを私は見逃しませんでした。

☆南京玉すだれ

紙芝居のおじちゃんが物語の佳境で太鼓をテテテテテテンと叩くわけですよ、超極悪怪人みたいなしゃべりの善人お坊さんを演じながら。
そこで一回外れて、自分のふくらはぎをビチャン、ですよ。
苦しかった~~💦

笑いたいときに笑えないって、苦行ですね。

さて、その大荒れの紙芝居。
数人のお子さんは離れてどっかに遊びに来ましたが、えらいね、仕舞まで聞き続けてる。
仇討ちだなんて語句、知らないはずなんですよ。
偉いですよホント。

で。
紙芝居の後は、南京玉すだれ。
南京玉すだれ
あ!
さて。
さて。
さては南京玉すだれ♪

もう安定の大道芸ですね。
これは明治も昭和も令和も関係ない。
ひたすら楽しくお見事。

形が少しぐらい戻らなくてもご愛敬。
おめでと~ございま~すの、海老一染之助・染太郎の風情です。
しゃべりでリードする役割がきちんとされてて、一芸決まると満面の笑み。
こりゃあしあわせ感じますね、観てて。
やはりお客さんの受けも良かったですから。
理屈じゃないんですね。

本当に心から拍手喝采でした。
これを見た令和っ子から、将来、南京玉すだれやる~~って子が出てこないだろうか?
失いたくない日本の風情ですもんね。
観ておいて良かったです。
南京玉すだれ

ではでは。
長くなりましたが、大道芸人さんを観てきました、これにて一巻のおしまいおしまい~。

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