娘からのお土産~カステラの話
☆宣教師がもたらしたお菓子
先日、娘が九州の旅に向かったという話はしましたっけ。
その旅のお土産に、長崎カステラを頂いてましたので、今日の昼に頂きました。
カステラ。
江戸時代中期に、鎖国をしていた日本が唯一開港していた長崎で発達したみたいですね。
原型を持ち込んだのは、宣教師。
卵、小麦粉、牛乳、水あめ、砂糖、、、かな、たしかこれが材料。
保存と味覚の両方のために、底にザラメが引いてあるという嬉しさ。
これは私個人の意見なんですが、全国各地カステラは数あれど、やはり断トツに美味しいのは長崎のカステラ。
大きめに焼いて、仕上げに切り分けるんですよね。
なのでどうしても端っこが出る。
それを「切り落とし」の名称で、現地で格安で販売するときがあったんです。
今でもあるとは思いますが、確信は持てません。
この切り落としがまた格別に美味しい。
若い頃、この切り落としを二袋買って、朝昼晩ご飯代わりに食べた日もありました。
☆カステラに最適の飲み物
これはもう、ブラックコーヒー。
私はこの一択です。
カステラの甘さと美味しさを、コーヒーの旨味と苦味と酸味と香りが絡んで、より引き立てます。
それで今日、こんな感じで頂いたんです。
そう。
日高晤郎さんのカップ。
極上の時間でした。
娘の歩む道と、晤郎さんから頂いた多くの言葉と、あの頃の思い出と、これからの風景と。
カステラとコーヒーを味わいながら。