JFK/新証言～知られざる陰謀【劇場版】
☆観てきました！
・現在、劇場公開中
オリバー・ストーン監督の映画「JFK」（1991年）は、世界的に大ヒット。
大きな反響を呼び、翌年の情報公開法新法案可決に至り、数百万ページにおよぶ文書が新たに機密解除となった。
この時に公開された膨大な資料の中から、信ぴょう性の高い情報に焦点を絞り、今回のドキュメント映画製作につながった。
タイトルの新証言とは、事件の目撃者や関係者からの新たなインタビューなどを指す。
暗殺という事件が、背後に極めて大きな力が働いているという事実に気づかせてくれる作品となっている。
この作品、現在公開中であるが、札幌市内では狸小路のシアター・キノ1館のみとなっている。
・シアター・キノ
余談ながらシアター・キノ。
チケット購入順に入場整理券が渡される。
番号の若い順から5人ずつ入場となる。
しかし思ったよりもトントーンと呼ばれるため、ぼんやりしてると数秒で次の組の人達に抜かされる弱肉強食自然界のおきてみたいな面もあって楽しい。
そして上映中の館内は、冬場はかなり暑いので、上着などは脱ぎやすいものが良い。
☆JFK/新証言
・ドキュメンタリー映画です！
さて、そんなわけで昨日観てきました、JFK/新証言。
暗殺事件から60年になります。
ケネディ大統領暗殺事件については、私が子供のころから陰謀論が出ていましたので、なんとなくの興味はありました。
ところがこうして改めて見てみると、陰謀論どころか、アメリカ政府側の陰謀そのもの。
なにが単独犯犯行説なんだ！と叫びたいぐらい。
まぁ、オリバー・ストーン監督自身が、この事件の背後に大きな力が働いているという前提で作品を作っているにせよ、ひいき目に観ても陰謀そのもの。
・陰謀論
有名な魔法の銃弾の検証から、事件発生前後の不可思議な関係者の動き、それに事件発生時の目撃者証言のもみ消しなど。
この暗殺事件が、その後のアメリカ合衆国の進む道を決定づけたというのは、ある意味、歴史の恐ろしさを垣間見せられたようでした。
観るに値するドキュメンタリー映画でしたね。
日本でもありましたが、あれも本当に単独犯なのだろうかと思ってしまいます。
調査検証委員会すら設置されませんでしたよね。
ともあれ、新事実や衝撃のインタビューなど、足を運ぶに値する118分の作品でした。
☆晤郎さんの「JFK」感想
これは、日高晤郎ショーのコーナー、ビデオグラフィティでの話ですが。
晤郎さんはJFKについて、こう仰っていましたよね。
ケネディの暗殺については、分からないことが多いんです。
アメリカ政府だって、ウォーレン委員会の報告書を公開してないでしょう。
という事は、です。
何かをかばって、公開ができないと考えるのが普通でしょう。
犯人がオズワルド単独と言うのなら、何も隠すことはないはずです。
オズワルドがジャックルビーに殺害される直前にも、オズワルドは「俺ははめられた、俺は撃ってない」と言ってるんですから。それを弁護士もつけずに、しかも警察が移送している最中に、銃を持ったルビーがすんなり近づいてきて至近距離から発砲で、容疑者死亡でしょ。おかしいでしょ。
ただね、オリバーストーンが描いてるように、黒幕がCIAだとして。
魔法の銃弾のように、素人が見ても分かりそうな強引なミスを犯すとは思い無いんですよね。
CIAが関わっているのなら、あまりにも杜撰な面があるんです。
（※私の記憶に間違いは多少あると思いますが、大筋ではこういう感想を仰っていました。）
☆余談ながら、来年の大統領選にケネディ氏出馬
来年の11月でしたか、アメリカ大統領選挙。
投票日は、11月5日（2024年）
そこに、ジョン・F・ケネディ氏の甥であるロバート・ケネディ・ジュニア氏が出馬と言うニュースが流れてました。
ロバート・ケネディ・ジュニア氏は、やはり暗殺されたロバート・F・ケネディ氏の息子で、Covid－19ワクチン接種反対論者。来年の選挙当日は70歳という年齢。
JFK/新証言にも登場されていました。
その時の話し方が妙だったので、健康面が心配かなと調べたら、声帯をコントロールする筋肉に影響を与える「けいれん性発声障害」を患っているとのこと。
喉の筋肉の障害なら、執務には影響ないですね、よかった。
ただ、身内のケネディ家からは良い評価が出ていないのが気になるところであります。
ということで、来年のアメリカ大統領選も注目です。
※ロバート・F・ケネディ氏の暗殺事件
ジョン・F・ケネディ氏の弟。
兄の暗殺から4年7ヶ月後の大統領選挙キャンペーン中に、銃で暗殺された。
銃撃後は意識が合って会話ができたが、至近距離から頭を撃たれており、26時間後に死亡。
こちらも、当時の録音から8発しか発射できない犯人の拳銃であるにもかかわらず、13発の発射音が聞き取れるという。
この録音は、事件から38年後の2007年に初めて音響解析に掛けられ、13発の銃弾と言う事が分かったと言われている。
