日高晤郎さんの言葉~歴史は面白いものだが、教科書がつまらない

昨年8月あたりから、縄文時代から現代までのことを自分なりに調べなおしておりまして。
まぁそれなりに本を買って読んだりしてます。
はい、その通りです、今あなたの声が聞こえました。
正解です!
もう一つのブログ、緑の命を書くためです。

しかし、歴史のポイントとポイントがなかなかつながりづらい。
当然です。
Aと言うポイントと、Bと言う別のポイントを書いた著者が別人だから。

かといって、通史の本を読んでも、いやいや私は大学受験するんじゃない。
ただ出来事の羅列を読まされても、これはただの記号暗記の本だから面白くもなんともない。

それで先日買ったのが、今話題の百田尚樹さんの本、日本国紀。
百田さんと言えば、「永遠の0」の作者さん。
先日観たゴジラ-1.0つながりで興味をもって観た映画でしたが、いやぁ感動しました。
ゴジラ-1.0は、その前に永遠の0を観ておくと、味わい数倍増ですね。

という訳で百田さんに興味をもち、調べていたらこの本に辿り着いたという訳です。

さて、日本国紀。
まぁ分厚い、、けれど最初の2ページ「序にかえて」を立ち読みして迷わず購入。
古代から飛鳥~平安~江戸時代ときて、明治維新から平成まで。
1本の軸がしっかりしていて、こんな読みやすく分りやすく気持ちがワクワクする通史の本は初めて。
百田尚樹さん 日本国紀

晤郎さんが良く仰っていました。
「歴史は面白いのに、それを書いた本や教科書が全くダメ。
出来事だけを並べて書いてあるだけでしょ。
あれでは歴史の面白さが伝わるはずもない。
本当なら、歴史こそ物語風に書くべきなんです。
歴史こそ、手練れの小説家が書くべきなんです。」

ようやく出会えました。
小説家の手による活き活きと描かれた日本通史。
ここに記された歴史は、生き物です。

日本国紀
幻冬舎刊
著者:百田尚樹
税込み定価1800円

日髙晤郎さんが旅立たれて、7ヶ月後に出版された本。
晤郎さんにも、是非とも読んでいただきたかった一冊でありました。

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