俳優?女優??

中山美穂さんがお亡くなりになりました。
その報道で、「俳優で歌手の中山美穂さん」と報道されていると聞き、色々見てみましたが、本当でした。

女優と言う言葉がどこにも使われてない。
加賀まりこさんだったと思いますが、以前にどこかのインタビューで。
インタビュアーが「俳優としての加賀さんとして、、、」云々と質問した時に加賀さん(だったはず)がこう仰ったのを覚えております。

「俳優?何言ってるの?私は女優よ!」
女優と言う言葉にプライドを持ち、女優として舞台に立たれていた方らしい見事な一言でした。
近年、晤郎さんの時代にも、看護婦が看護士と言う表記になった時、私が手紙に「お世話になった看護婦さん」と書いたことがありました。
敢えて、看護婦さんと書いたのですが、晤郎さんはそこを見事に拾って下すって、「和彦さん、私も看護婦さんと言う表現が良いと思っています。看護士のシよりも、看護婦のフの方が患者の病を柔らかに受け止め治癒させるという響きが有るからです。」と仰って下すったことがあります。
有名人

日本語というものは、事程左様に絶妙な体温が込められている言葉なのです。

言葉からも性別を失くす近年の変な傾向、社会情勢。
札幌市も、性の多様化への対応を進めると言いつつ、一方で女性人権の向上をなどと条例に加えようとしている。
どうにも性の多様化とか女性人権とか、範囲が極端に広かったりまた極端に狭かったり。
日本語をよく見れば、そういった字面だけでしゃべっている人の内側の混乱まで見えてくるものです。

晤郎さんがいらっしゃったら、もう一歩踏み込んで仰るでしょうね。
中山美穂さんは、女優。
しかもまだその世界に足を踏み入れたばかりの女優でしょう、と。

指摘する方がめっきり少なくなったので言いますが、新聞テレビラジオが、間違った日本語を根付かせようとしています。
これは、美しい日本の文化の破壊なのです。
有名人

一方で、一昨日。
セブンイレブン探検隊が発足19年を無事迎えました。
こちらはめでたく感慨深い。
ところでこの場合。
田付美帆さんは、みほ隊長です。
けして、みほ女隊長とは言いません。
なぜなら、セブンイレブン探検隊は日本に一つだけ。
そこの隊長も唯一無二であり、性別は関係ないからです、とまともに考えてまともに書いてしまった月曜日であります。
札幌は、雪です。
晤郎ショー、美帆隊長

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