正月映画~インサイド・ヘッド
☆ディズニー・プラスにて
一ヶ月間限定で、コルター・ショウシリーズのドラマ化されたトラッカーを視聴するために再加入したディズニープラスでしたが、トラッカーは原作に思いっきり負けているので5話で私の気持ちが限界を迎えました。
そこで気持ちを切り替えて観たのが、真田広之主演のSHOGUN-将軍-
これには参りました。
一ヶ月の視聴料990円の10倍の価値がある作品でしたので。
その上で。
まだ視聴可能ですので、昨日土曜日に観たのがインサイド・ヘッドの1と2。
これがかなり良質のアニメでしたのでご紹介。
☆インサイド・ヘッド
2015年の映画です。
内容は以下。
主人公は11歳の女の子ライリー。
そしてライリーの頭の中に住む5つの感情。
5つの感情はそれぞれに人の形をしており、リーダーが、しあわせの感情を司る「ヨロコビ」
その他、「カナシミ」は悲しい感情を、「イカリ」は怒り、「ムカムカ」は不快な感情を生み嫌な事からライリーを遠ざける役割を務め、「ビビリ」は恐怖感を感じ、ライリーを危険に近づけない存在。
それで、ライリーが生まれた時にまず生じたのが「ヨロコビ」で、そこから徐々に四つの感情が生まれて、11歳の今はその五つの感情がヨロコビを中心に司令部からライリーの感情をコントロールしている。
現在は、家族や友達思いでアイスホッケー好きの活発な女の子に育っていた。
そして親の仕事の関係で住み慣れたミネソタからサンフランシスコに転居。
この新しい環境に馴染めず、ライリーの感情は乱れてそして、、、。
とまぁこんな話です。
ところがどうして。
深層心理や脳記憶の仕組みなどが、難しい言葉を使わずに楽しいアニメーションで表現されています。
アニメですが、実に分かりやすく正しい。
観ていて何度も唸らされました。
良くぞこういう子供向けの作品を創ってくれましたと感謝です。
アニメだからと馬鹿にしてはいけない作品です。
これには参りましたし、かなり泣かされました。
年齢問わずお薦めの一本です。
できれば家族で観ていただきたい作品です。
インサイド・ヘッド
2015年の作品(1時間35分)
☆インサイド・ヘッド2
13歳になったライリーは、高校進学を控え、週末の高校アイスホッケーキャンプに、中学の友人二人と参加する。
キャンプに参加する前夜、突然ライリーの脳内で思春期アラームが鳴り、どこからともなく作業員が脳内司令部の大改装を始める。
混乱するヨロコビ達。
大改装された脳内司令部のコントロールパネルは、これまで通りに作動せず、大混乱に陥るヨロコビ、カナシミ、イカリ、ムカムカ、ビビリ。
当然そうなればライリーも自分の感情がコントロールできずに軽いパニックに陥ることに。
そんな混乱の脳内司令部に、新しい感情が参入してくる。
新しい感情のメンバーは、様々な事を大袈裟にとらえる「シンパイ」。
他人に憧れ、うらやむ「イイナー」。
面倒臭がりで皮肉屋で無関心を装う「ダリィ」。
シャイで緊張しいで目立つことを嫌がる「ハズカシ」。
どうもこの中でシンパイとダリィは脳内司令部の新コントロールパネルを使いこなせる模様。
そんな中、これまでライリーの感情をコントロールしていた古い五感情と新しい五感情の衝突が起こり、シンパイは旧五感情を記憶の保管庫に幽閉してしまう。
このことでライリーは、楽しみにしていたアイスホッケーキャンプで次々と失敗を重ね、やがて自信を失っていく。
そんな中、幽閉された旧五感情たちは記憶の保管庫から脱出し、ライリーを救うために脳内司令部奪還のための苦難の葉日を始める。
こういう内容。
とにかく、思春期の心の中の変化がまた上手にアニメで描かれていました。
そうそう。
新感情と共に来たであろう「ナツカシ」というおばあさんの形をとる感情が時々、扉の向こうから顔を出すのですが、13歳の全感情から、まだ早い!と押し戻されるのもおかしかったですね。
なるほどなぁと感心しながら。
これなら難しい心理学の本など読む必要もありません。
かなり忠実に心の仕組みが描かれていますから。
しかも、高校生以上の人でしたらかなりグッとくるのではないでしょうか。
私はこの作品でも泣かされました。
とても良い作品でした。
インサイド・ヘッド2
2024年公開で、1時間37分の作品です。
ディズニー・プラス
月額990円。
この作品2本観れただけでも充分元が取れました。
もう最高!
契約一ヶ月にはまだ時間があるから、良い作品をもう少し探してみようと思う日曜日です。