助演俳優賞~カルーセル麻紀さん
☆映画「一月の声に歓びを刻め」にて
第79回毎日映画コンクール贈呈式が、昨日、東京都目黒区にて開催されました。
助演俳優賞は、カルーセル麻紀さん。
贈呈式スピーチで、「ジェンダーレスの時代に私が初めてだと思う。だからこの機会にみんな頑張れると思う。」と語っていらっしゃいました。
「82歳で、こんな半分裸で出てきてすみません。」と会場の笑いを誘うスピーチは、さすがでした。
まだ数日間は、毎日映画コンクールのサイトで、この動画配信が無料でされていますので、興味ある方は是非ご覧ください。
カルーセル麻紀さんがご出演されている作品は、「一月の声に歓びを刻め」
3つの島を舞台にした3つの物語だそうです。
☆助演俳優賞への私見
毎日映画コンクールの主催は、毎日新聞社とスポーツニッポン新聞社。
歴史も古く戦前からの開催。
そしてジェンダーレス(男女の区別をなくす考え方や運動)の観点から、昨年秋に男優女優の区別をなした、主演俳優賞と助演俳優賞の設置を発表。
1952年から続いていた主演男優賞・主演女優賞・助演男優賞・助演女優賞は今年から消えました。
それで今年の受賞者を見てみたら、主演俳優賞が、可合優実(女性)と横浜流星(男性)。
そして助演俳優賞が、池松壮亮(男性)とカルーセル麻紀。
ジェンダーレスを謳いながら、しっかり男女、そして性転換された麻紀さんとバランスを考えられた人選に見えてしまうのは私だけでしょうか?
男優、女優の区別をなくしたのなら、一人だけを選べよと思うのは私だけでしょうか?
ジェンダーフリーだのジェンダーレスだの、カタカナ語には要注意で、政治や利権の絡んだ運動であることが多いです。
それで世界が滅茶苦茶になっており、アメリカでトランプ大統領が国民から選ばれ、現在急ピッチで元々の世界に舵を切っている今、日本だけが周回遅れで共産主義のイデオロギーに走っている。
それが表面だけの取り繕いだから、つじつまの合わない事が出てくるんですね。
なんだかなぁと、毎日映画コンクールの時代迎合の姿勢には、がっかりさせられました。
もちろん、受賞作品や俳優さんたちには何の罪もありませんが。
写真は、2004年2月7日の雪まつりホール公開。
日高晤郎さんと、カルーセル麻紀さん。
そして先日ご紹介したアシスタントの鹿角美果さん。
あれから21年。
カルーセル麻紀さん、受賞おめでとうございます💐