小樽にて
☆紺屋高尾残像
今日は盆明けです。
ご先祖様も、ずっと自宅では退屈だろうと、朝早くから小樽に来ております。
考えてみますと、私のご先祖様ですから大部分が九州ですから、最終日に観光がてら、なんて。
いえ、実は、私の恩人が今度小樽にいらっしゃるというので、これは下見をしておかねばという流れでして。
盆休みを利用して、家族で賑やかに歩いております。
でもどうせなら、観光客が大挙する時間帯の前にという事で、酔狂にも朝5時に自宅を出た次第。
7時あたりの南小樽。
人通りも少なく、まだ小さかった子供達と歩いた2011年の風景がそれと重なります
小樽で行われた晤郎さんの紺屋高尾。
これを拝聴してその足で向かった夜のフェリーターミナル。
はしゃぐ子供達の横で、揺れるフェリーに合わせるように晤郎さんにしたためた便箋二枚。
もうあれから14年の歳月が流れました。
随分、小樽の街も変わってきましたね。
日本中、どこに行ってもあるような店は小樽にはあまり必要が無いと、私個人は考えていまして、歩きながら驚きながら、そんなことも考えております。
こちらはルタオの塔。
ここには個人的な思い出があって、長男が生まれて初めて小さな旅を始めた場所です。
この塔を目にするごとに、今でも嬉しいような切ないようななんとも言えない気持ちになります。
そして。
観光客が来る前の静かな小樽運河。
あの日もここを見てから、小樽市民センターへ向かったものでした。
日高晤郎さんの紺屋高尾が披露された会場です。
この時に各家族に一枚配布された特製手ぬぐいを、当ブログの扉に使っているのは、以前にお伝えした通りです。
もう人通りが多くなってきましたので、長女がおススメする喫茶店に移動しようかと思い始めたところです。
お盆の小樽、ご先祖様をこうしてご案内しているところですが、単なる家族旅行と言われると、その通りです。