郵便局と手紙の配達と年賀状と、、、信頼と
☆近年の手紙事情
日高晤郎さんと、手紙への思いと
ウィークエンドバラエティー日高晤郎ショー。
私が北海道に越してきて、やがてこのラジオ番組を知って、徐々に魅了されて。
最後の方では普通にスタジオ通いして。
今振り返っても、自分の中で驚くべき変化が起こっていました。
貴重な人生の大切な時間を、毎週土曜日九時間割くだなんて。
生で聴けなかったときは録音で九時間。
三十二~三年続いたのですから。
その原動力は勿論、日高晤郎さんの魅力に惹かれたからなのですが、一番強かったのは楽しい笑いではなく、日高晤郎さんの日本語への本気度でした。
日高晤郎さんのお遣いになる日本語は、美しいだけではなく、強くて繊細で奥が深いのです。
それが端的に表れていたのが、番組に寄せられる手紙の取り扱いや、取材原稿への咀嚼、そして色んな方々それぞれに応対した話し言葉と折々の言葉に対する姿勢だったように私は感じています。
だから私は長い事、日高晤郎さんへ手紙を出し続けていたわけで、日本の手紙文化が日高晤郎ショーにはしっかり根付いていたからです。
最近、手紙に関して感じた事
2018年4月。
日高晤郎さんが旅立たれた後にも、私は色んな手紙を楽しみ続けていました。
ところが近年、どうにも妙な事がたまに起こるのです。
それはこういう時に分かったのですが、、、。
例えば、遠方のAという場所に贈り物を出す前に、その旨を記した手紙を出します。
そしてその三日後に宅配便で荷物を発送。
そして後日、先方から贈り物が届きましたと電話が入り、その数日後に手紙が今日届いたよとお知らせの電話が来るという具合です。
似たようなことが、たまに起こるのです。
例えば今年の春。
宮崎県の恩師にお会いするため、まずは二週間前にその旨の手紙を書き投函。
そして向かう三日前に再会の詳細を打合せするためにスマホからメール。
そこでのメールの遣り取りで最終打ち合わせが済んで、いざお会いしてみると恩師がこう仰った。
「君からの手紙、昨日届いたよ。だからメールの会話がなんとなく嚙み合ってなかったんだね、ごめんね。」
そう。
私は恩師が私の手紙を読んで下さっている前提で、メールの遣り取りをしていたのです。
つまり札幌市から宮崎市に手紙が届くまで、約二週間。
飛脚かよ。
ニュースから
小泉純一郎氏が嬉々として行った郵政民営化。
これはどうも、郵政の悪い面を改正したばかりでなく、良い面も消し去ったのかもしれません。
民営化で郵便局の窓口に行くとたまに、妙な営業トークをされる事が有ります。
それって、郵便局がやる事?と違和感を感じるのです。
そして、自民党にぺったりくっついていた公明党がそのポストを独占していた国交大臣、国土交通省ですね。
ここが、点呼不備とやらで郵政から一般貨物運送事業許可取り消しの行政処分などを行った。
郵便局側は、これまで通り業務は遂行します等と言ってはいますが、、、。
支持層の超高齢化で痴呆自痴体となったやり切りおじさんお元気ですか??
(ちなみに私はこのポスター、大好きですちゅっ♡)
そして、それとは別に、、、なのか、関連しているのか、分かりませんが。
郵便物の廃棄や紛失の事案もあるそうで、日本郵便は一昨日(10月31日)これまでそう言った事例でこれまで非公表としてきた物も、今後は公表して行くと発表しました。
廃棄や紛失に非公表の物があったというのも驚きで、これは郵便物への私達の信頼に関わってくる話です。
こうなってくると、もしかしたら届かない手紙や葉書よりも、メールやライン(ラインはセキュリティ上、ちょっと嫌な話も聞きますが、、、だから一刻も早くラインに変わる純国産のそれに代わる通信手段の開発が望まれます、)の方が通信手段としては、優秀ですよね。
但し、国語力はそうなると完全に落ちますが。
ただ、こういう話もありますので書いておきます。
日本郵便側が現場の人(配達員)に行う指導で、「残業せずに当日配り切れ」というものが一部でみられるそうです。
これで追い詰められた配達員さんが、破棄してしまうというふうになっている、、、
民営化の結果、こういう事が起こっているのかもしれませんね。
年賀状発売開始
今年も10月30日から、年賀状の販売が始まりました。
ただ私の場合、郵便料金もかなり上がったし、、、
本当に届くかどうかわからないし、、、
日頃から書きたい人には手紙を書いて交流してるし、、、
年賀状はもう書いておりません。
ですがまだ書いてらっしゃるという方のために、昨日郵便局で売られていた年賀状の写真を添えておきます。
デザインもなかなか良いものが多く、ちょいと出したい方には良いのではないでしょうか。
まぁ、折角出すなら、印刷ばかりではなく、そこに肉筆で、本当に心を添えた文面をシッカリと添えたいものです。
「元気ですか?」なんてだけ書かれても、ねぇ、、、という超個人的感想も添えて本日はこれでおしまい!
