どうでもいい話~日本からパンダが居なくなる
☆50年ぶりにパンダ不在となる日本
Yahoo!newsより
昨日のYahoo!newsに「中日関係冷え込みの余波で…日本が53年ぶりにパンダがいない国に」という記事が掲載されていました。
そのニュースの内容が余りにも偏っているために、驚きました。
ここでは、そのニュースの記事を、そのニュース原稿に沿って一度要約してみましょう。
(丸ごとの転載は著作権違反になるかもしれませんので念のため)

以下、昨日の記事の要約
「日本に残っていたパンダが来年一月に中国に返還される。
これは高市首相の台湾有事発言を受けて、日中関係が冷え込んだことが原因。
これで53年ぶりに日本はパンダが居ない国になる見通し。
東京都は、上野動物園の双子ジャイアントパンダを来年1月下旬に中国に返還すると明らかにした。
日本メディアは、新たな貸与がないまま2頭が返還されれば、1972年に中国と国交を結び、2頭を中国から譲り受けて以降、日本でパンダが不在になると懸念する。
中日友好の象徴とされたパンダの返還により日本政府は厳しい状況になった。
国民のパンダ愛を考えれば急いで新しいパンダを連れてきたいが、高市首相の発言で、中国に積極的に「パンダ派遣」を要請するのが難しくなったためだ。
東京都関係者は読売新聞に「国・都による働きかけは難航している。しばらくは『パンダゼロ』を覚悟している」と説明した。
最後のパンダ返還に日本の市民はさびしさを隠せずにいる。」
この記事を更に要約してみました
高市首相の台湾発言によって、日中の関係が冷え込み、その結果日本からパンダが居なくなる。
この事に関して「日本のメディア」は、日本にパンダが不在となることを懸念している。
日本からパンダが居なくなることで、日本政府は厳しい状況に追い込まれた。
日本国民も、パンダが国内からいなくなる事に寂しさを隠せない。

え~と、つまりですね。
え~と。
バカですか??
日本からパンダが居なくなることを懸念しているのは、ハッキリと日本のメディアだと書いておる。
そこにとって付けたように、日本国民が寂しがってると、、、。
こういうのを、情報の誘導と言います。
ああ、嫌だ嫌だ、読み手全員バカだと思って書いてる。
書いた奴、文章下手過ぎ、本音丸出し、、、ああ、嫌だ嫌だ。
という事で、こういう誤導には気をつけましょうね皆様。
さてこの記事、Yahoo!newsで見たものですが、発信元も明記されてまして、それが中央日報でした。
ああ、なるほどね、「韓国」メディアの東京支部ね。
主語述語から本音丸見え、隠すの、下手ねぇ💕
それをまた、孫さんのYahoo!が日本のマスメディアとしてネット上でこうして流すので、多分地上波も、日本からパンダが居なくなる~って騒ぐのでしょう。
そうして国民をあおり、パンダを呼べ~という声を大きくさせて、政権を混乱させようという事なのでしょう、ああ、浅はか。
そんなのに騙される国民しか居ないと思ってるのか中央日報。
まったく、、、そんな鵜呑みにする国民ばかりでないという事を、ご存じないのでしょう、ああ、哀れ中央日報。
パンダ外交に反対していた日高晤郎さん
さて、晤郎ショーをお聴きだった皆様は、覚えてらっしゃるでしょう。
折に触れて晤郎さんが、パンダなんか日本に要らないと仰ってた事。
年に億単位で、絶滅危惧種にも指定されたことのあるパンダを生息地から各国へとレンタルしていく、いわゆるパンダ外交。
1930年代までは狩猟対象とされていた生き物を、確か外資獲得のための外交手段として利用され始めたのが1984年。
日本には、日中国交正常化の記念として、上野動物園に無償提供されたのが、あのカンカンとランラン。
しかしその後、有償へと移っていき、年間億単位のレンタル料と、研究員や飼育員などの費用(渡航含む)も全部こちら持ちで、中華人民共和国から来ていただいてる、、、なんとまぁ。
しかも、パンダに関する情報公開は全てあちらのお国の承認なしではできないという情報操作ぶり。
パンダなんかいらねぇだろ!
晤郎さんが度々仰っていた言葉の背景には、こういう事実があるのでした。
☆動物保護の視点から
パンダには、ジャイアントパンダとレッサーパンダという二種類が知られていますが、ここでいうパンダとはジャイアントパンダのこと。
元々、中華人民共和国からミャンマー、そしてベトナムの一部の山岳地帯辺りを生息域にしていたことが化石資料から分かっているジャイアントパンダですが、激減したのは人類の森林伐採と開発。
これに毛皮や肉が貴重とされ、狩猟対象となったことが激減に拍車をかけたと言います。

そんなジャイアントパンダが、やがて保護費の名目の下、外貨獲得の手段になり行われているのが、いわゆるパンダ外交。
レンタル料やあちらの国の研究関連に支払われる金額が、かなりになっているのは分かっているのですが、なぜ明確ではないかと言いますと、この金額を詳細に公表するのは、中華人民共和国側から規制されているというからなのです。
まぁ、不透明な金額の流れが、あの愛らしいジャイアントパンダの背景には横たわっておりまして。
そしてこのパンダ外交を成立させているのが、動物園などにパンダ目当てで足を運ぶ国民人気という図式でして。
だいたい動物を、その生息地から引き離して檻に入れて飼育するというのは、普通は無理がある。
北海道五十三次で、小菅正夫さんが晤郎さんとの対談で仰っていました。
動物園で飼育する動物というのは、純粋に各国の動物たちの生育環境をなるべく再現させ、のびのびと生きている様子をお客さんに見ていただき、その上で動物保護の観点からその遺伝子を次の世代に伝えるための最良の策を研究する機関だと。
それなのに。
料金取って見世物にして、その裏で不明瞭な大金が動いてる。
そうしてまた、異国で檻に入れられて寛ぐ動物を、カワイイという観点だけで愛でる。
ねぇ、何がジャイアントパンダの為に最良だと思う?日本のジャイアントパンダファン達よ。
こういう政治的な駆け引きの道具に使われているジャイアントパンダを、不憫に思わないかい?
、、、そういうふうに、このニュースに触れて私は思いました。
つまり私も、日高晤郎さんと同じ意見です。
日本にジャイアントパンダはいらねぇよ!
ってね。
