COVID-19時代の音楽の形
☆ニュースダイジェスト
8月に愛知県常滑市で開かれた野外音楽(ヒップホップらしい)フェスティバル「波物語」
観客は約8000人。
政府が、緊急事態宣言下での大規模イベントの参加人数の上限を5000人と決めているにも関わらずだ。
当然過密状態で盛り上がり、しかもマスク無しの観客も多かったとか。
主催者は、販売しないと損失を被るのでと、会場で酒類販売。
やはりと言うか何と言うか、現時点で参加した14人の感染が判明。
愛知県はクラスターに認定した。
そもそもこのイベントでは、過去に飲酒が原因での喧嘩や違法駐車それに夜中の騒音とトラブルが多かったという話。
当日司会の人が観客に向かって「お前ら、いい加減にしろ。マスクつけろ。お前らでお前らの大切なイベントをつぶす気か」などと激しい口調で会場に向かって叫んだというのは先ほど知った話。
やい主催者。
無責任すぎるぞ。
☆行くなら感染対策をしっかりとしたイベントに
こういういい加減な主催者の行うイベントには呆れる。
特にこういう傾向の音楽イベントに参加したお客は、躁状態になり危機意識も薄れる傾向にある。
だから、主催者は一層の対策を講じた上で、開催に漕ぎつかなくてはならないのだ。
それが最初からニュースを見ていると、どこか適当、どこかノリ。
腹立たしいニュースだった。
☆10月の私のイベント
まず、2日。
木村善幸さんのコンサートがある。
魂の浄化も兼ねて、晤郎さんも愛した木村さんの音色に触れてくるのだ。
そして6日。
さだまさしコンサート。
単純に音楽を楽しむだけでは無い。
COVID-19の時代、音楽文化を守るために観客安全第一の対策を多くの専門家たちと検討を重ね開催されるコンサートなのだ。
私はこの目で、そういう時代を観ておきたいのだ。
以下、書評より。
~ デビュー以来こんなに長期間ライブをしなかったことはなかった、というさだまさしがミュージシャンとしてどのような思いで活動してきたか。
また、自身が設立した「風に立つライオン基金」が試行錯誤の中おこなってきた、医療機関・福祉機関等への様々な支援の様子を綴る。 ~
著者:さだまさし
幻冬舎より、税別、1200円。
初版は、2021年2月25日
芸術の秋。
身の安全を第一に、責任あるイベントだけを選んで、存分に楽しんで味わってきます!