お湯と白湯の違い

☆晤郎さんと白湯 

いつだったか、私が日高晤郎ショー宛てに出した手紙の一文に「白湯」と書いたことがある。
確か、「晤郎さんのDVD紺屋高尾を、白湯飲みながら観ています」といった内容だったと覚えてる。

それを晤郎さんが番組内で読んでくださり、どうも「白湯」の部分を気に入って下すったご様子。
その後しばらく、たま~にだけれど、「やっぱり白湯だよね」と話の随所で言ってらっしゃった。

私はいつもという感じでスタジオに通っていたわけではないので、そこから一ヶ月弱経ってスタジオに行ったとき、廊下のほんの一瞬のすれ違いの折に晤郎さんがこう仰ったんです。
「和彦さん、白湯は良いよね整うよね」
たったそれだけの会話。
私は「はい!」と答えるだけで精一杯。
まぁ、尊敬する晤郎さんとの会話なんて、これぐらいでもう目一杯なんですよね、いや手一杯か。

「白湯は良いよね整うよね」
この一言で察しました。
あ、晤郎さんも白湯で整えてらっしゃるんだ、と。
白湯

☆白湯とお湯の違い

晤郎さんだから、白湯という言葉の意味は「お湯」とは違うとご存知。
だから短い会話でも、本当に心地良い。
整うのは、白湯なんですよね。

お湯、、、高温にした水
白湯、、、15分ぐらい沸騰させ続けた水
この違いが、大きい。
なのでワッと沸かしてすぐに保温という便利な電気ポットのモノは白湯ではなくただのお湯。

一方、火鉢に薬缶(ヤカン)かけて沸かし続けたものは軒並み「白湯」
昭和の初めまで高座には火鉢と薬缶があり、噺家さんは咄の中途で湯呑に注ぎ口を湿らしてた。
だからそれは、白湯。
そんな感じで話芸と白湯って、近しい存在だったんでしょうね。
江戸から昭和のテレビ普及以前の、佳い時代までは。

15分も沸騰させ続けたら、そこに混ざっていた薬品や不純物も飛ばされますから、もうそこには水本来の美味しさと機能を持った白湯が出来上がるんですね。
白湯

☆白湯の使い方

最低15分沸騰させ続けてできる白湯。
頂くときは適度に冷まします、ほんの少し熱めのお茶ぐらいと言ったら分かりやすいでしょうか。
ただし不純物を取り除いているので、長期間の放置はだめです。
雑菌が繁殖します。
なので、なるべくその日のうちに飲むことが大事。
しかも湯呑一杯をちびちび15分から30分かけて。
間違っても一気にガブガブゴクリと飲み干してはもったいない。

一番良い時刻は、朝起きぬけと眠る前。
それ以外でも私は、緑茶・紅茶・珈琲と同じように日中頂いてます。

効果としては、新陳代謝の活性化。
免疫力向上。
体からの毒出し、、つまり今でいうデトックス。
内臓が活発になるので適度な減量にも良いし、冷え性対策にもなります。

今日も実は今、白湯飲みながらこれを打ってるんです。
COVID-19オミクロン株が、シャレにならないくらい私の身近に迫ってますので、免疫上げないと!です。

あ、ちなみに白湯、一日の摂取量は500mlぐらいを目安にされると良いですよ。
白湯

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