断捨離

☆30年ぶりの荷物整理

人はいつまで生きられるのだろうか?
そんな事をふと考えるときがある。

もう老眼も進んで、何もないとこでつまづいて、そうだ!と立ち上がった瞬間その要件を丸ごと忘れる。
そういう年齢になったのだ。

耳を澄ますと確実に人生の、幾つか有るうちの大きな分岐点の一つが迫ってきている。
そうだ!京都に行こう!!というキャッチフレーズがあったが、私の場合はこうだ。

そうだ!荷物を見直そう!!

と言うわけで今日から荷物の大整理を始めた。
実に30年ぶりに。

☆多趣味と大荷物

私の場合、普通の生活に必要な物品はかなり少ない。
服もそんなにこだわらないし、器も100円ショップで充分。
基本的生活のレベルが低いのだ、いうなれば野生生物に近い。

じゃあなぜ大荷物なのかと言うと、いや、大荷物だったんです今日見たら。
なぜ大荷物かと言うと、趣味が多くて、それぞれに凝るタイプ。
なので必然、そこで収集した資料や物品が多くなる。

30年、貯めに貯めた資料やらなんやら。
貴重な物から、今となっては屑同然の物まで、出て来るは出て来るは。

もちろん、晤郎さん関連の資料なども、把握していた物以外に発見、そしてまた発見。
今日は楽しかったけれど、全体の1割進んだか進まないか。

ただ、出てきて整理して、そのうち半分は廃棄かなと思ってる。
人生の終盤に、残りの時間に対して「余計な物」がはっきり見えてきてる感じ。
これが歳を重ねるという事なのだろう。

削ぎ落し、集約させ、煮詰める。
人生、なかなか楽しい。

☆折々の断捨離

私の最初の断捨離は、実家の九州を離れて北海道に来る直前。
36年前かな?
この時はもうこれまでの人生の思い出やらなにやら思いっきり捨てて、リュック1個分だけ詰め込んで北海道に来た。

二度目の断捨離は30年前。
私は東京から札幌に帰ってきた。
本当は32年前だけれど。 
そこで人生二度目の断捨離。
札幌と東京で集めたあれこれを振り分けて。
ここからこれまでよりさらに本腰を入れて日高晤郎ショーを聴くようになる。

これまでを断ち。
余分な物を捨てて。
固定観念から離れる。

といいつつ歳を重ねてきた。
なので今回の断捨離は、自分でも思いのほか「捨ててはならぬもの」が多くて実に楽しい。
今回捨てられなかった物。
それがつまりは、私の人生という事。
どんな人生が残るのか、それがとても楽しいのだ。

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