外郎売:調査研究~品川宿②
☆外郎売研究室
< 外郎売:調査研究~品川宿①より続く
さて、放置し続けてしまったこの話、またぼちぼち再開していきます。
ん?
なんか前も同じような書き出しだったな。
八ツ山橋の踏切を渡り、しばらく歩くと幕末から続いている履物屋さん発見。
丸屋と言います。
風情のある佇まいです。
幕末ですから、まだかろうじて江戸幕府。
東海道がまだ生きていた頃です。
入ってみました。
中に職人さんが二人。
お客さんの注文の応じて鼻緒をすげてました。
「鼻緒ずれ」が起らないように、木槌で叩いて柔らかくして、お客さんの足に合わせて鼻緒をすげる。
最初から最後まで眺めてました。
これはいい。
東海道の始まり。
外郎売の風を、そこここに感じつつ。
< 外郎売:調査研究~品川宿③へ続く。