11年ぶりのコンサートホール

☆木村善幸・和太鼓三味線コンサートFirst Contact

あのコンサートから、実に11年。
何とも言えない独特の味わいのあるコンサートでした。

懐かしい会場。
とてもとても、あのコンサートからそんなに年月が経っているだなんて感じはしませんでした。

空海上人を祖とする真言宗。
その中の御室派の僧侶による「声明」から始まり、和太鼓の「北海流れ打ち」まで、実に充実の時間でありました。

以前のキタラでのコンサートとの大きな違いは、仏教色が加わって「祈り」という要素が鮮明になったこと。
お弟子さんの姿勢と音色から、木村さんの指導者としての大きさがにじみ出ていること。
そして、三味線の音色が明らかに深くなったこと。
以上三点、私が強く感じた個人的感想。
木村善幸キタラコンサート2023

☆特に、今回の三味線について

私はあくまで素人です。
なので、勘違いしているのかもしれませんけれど。
もしくは、音響に特化したキタラのコンサートホールの効果かもしれませんが。

今回の木村さんの三味線の音色、、、奏法?
何かこれまでと格段に違ったように感じました。

素人だからこういう表現を平気で使いますが、どうぞお許しを。

三味線が、やわらかい。
艶っぽい。
愁いを帯びてる。
音の肌触りが違う。
ええいもうどうにでもなれ!表現が思いつかない、、、こまった。

とにかくです。
昨夜の木村さんの三味線は、私がこれまで聞いてきた木村さんの三味線の中で、一番好き。
何でしょうこれ、この感じ。

映像も専門家が入って撮影されてましたので、またいつか触れる日も来るでしょう。
とにかく、一番胸に刺さりました。

全体を通して、なんとも胸に残るコンサートでありましたね。

木村善幸キタラコンサート2023

☆観客のマナーについて思うこと

キタラの音響が良すぎるせいなのか、、、。
ほんの一部なんでしょうが、お客さんの私語が耳障りでした。
公演が始まったら、どのコンサートでもですが、私語はダメです。
耳が遠いからなのか、だんだん声が大きくなる私語は、極端にダメです。
しかもコンサートと全く関係がない話。

ましてや、演奏中に足元の荷物をガサガサ。
マジックテープをバリバリ付けたり剝がしたり。
特に声明や三味線演奏中は、目から光子力ビーム発射しようかと幾度思ったか。

あと目の前で、いちゃいちゃ甘えてもたれかかりあいするのもやめなさい。
口からプラズマ火球を発射しようかと何回思ったことか。

私からも舞台からもずっと離れた席に座ってた友人に、コンサート終了後ラインで互いの感想を語り合ったのですが、そちらの席でも色々あったみたいでした。

まず、コンサートに関係ないおしゃべりをずっと続けていた家族。
ほとんど眠っていた若い女性。
会場内でスナック菓子を3袋も食べた二人組。
あのなぁ、、、。

私は、日高晤郎ショーホール公開で鍛えられていますから、こういうお客をある程度意識から消し去り、ステージを楽しむことはできます。
けれど、今回が初めての、純粋にこのコンサートを楽しむお客さんには本当に迷惑でしかないマナーの悪さです。

いえ、ほとんどのお客さんは素晴らしい方たちでした。
でもあの会場に、10人、マナーを守れない人が居たら、けっこう悪目立ちしますね。

昨日のその悪目立ち組は、KAZUMIさんや迫力ある和太鼓の時にはさすがに気圧されていたようでしたが、ここは自宅じゃないんだぞと、え~あの場で言えなかったので、ここに書いておくぞこんにゃろめ!
こちらはきちんと代金払って席についてるので、こう書く権利はあると思うぞコンニャロメ!!
マナー守って聴きに来てる人の邪魔すんな、ンナロメ!!!
よし、少しすっきりした。

では本日はここまでにしよう、あんにゃろめ!!!!
岩見沢 天狗まんじゅう

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