2週前の日高晤郎ショー1
さてそういう訳で、今日からこの手紙ブログは、2018年3月10日放送の日高晤郎ショーの書き起こしをメインに進めていきます。
ただこれまでと違って、他の場所でも情報発信をしておりますので、こちらの一日分の分量は少なくなります。
まぁ、少なくなるといっても、これまでの1記事の文字量が割合多かったですから、読んでくださる皆様に取りましてはご負担なく読める分量に落ち着ける、、、はずです。
では参ります。
2週間前の日高晤郎ショー。
☆10時の打ち明け話
10時の時報、CMに続いて、10時の打ち明け話のコーナーが始まりました。
最初のお便りは、美幌町のハシモトミユキさんのメールから。
「 先月階段を踏み外し骨折、現在入院。
晤郎さんが、入院中の患者さんには、看護師さんの笑顔が絶対必要なんだとおっしゃっていたのを思い出しました。
実は私、看護師なんです。
怪我をして落ち込みそうになりましたが、何とか頑張れたのも、毎週の晤郎ショーはもちろんですが、晤郎さんのこんな経験談を思い出せたから。
晤郎さんは、肋骨を一気に4本折っても、痛みをエネルギーに変えて9時間の放送を休むことはありませんでしたし、私の入院とはレベルが違いますが、それでも励みになりました。
病院の患者にとって必要なのは、やっぱり笑顔じゃないかなと仰っていた晤郎さん。
私もそう思います。
足の手術後48時間は、急性期といって、何より激しい疼痛に襲われます。
その間も、笑顔で私に接してくれた看護師さんたち。
今は回復期に入って、リハビリの真っ最中。
リハビリの担当の方は私よりかなり若いですが、プロですね。
こわばる足を暖かい手でほぐし、私の話を嫌な顔もせず傾聴してくれるので心もほぐれます。
全治二ヶ月。
できるだけ早く治して、家族と共に晤郎ショーを楽しみたいです。
美幌町 ハシモトミユキ 」
☆晤郎さんのコメント
文章の中で一ヶ所だけ、一笑一福と書いてありました。
これでも充分に伝わりますが、本来は、一怒一老。
一つ怒ると一つ老けるよ。
一笑一若。
一つ笑うと一つ若くなるんだ。
この「一怒一老 一笑一若」は、益田喜頓さんから教わって、これはあなたの色紙に使ってくださいこの言葉と。
だから私も大事にして、これを教訓に生きてきました。
残念ながらその数年後、旅立たれましたけど。
じつは喜頓さんは、とても気難しい方で、周りにも。
だから周りは、恐る恐るでした。
どいうわけだか、もうその時は函館に越してらしてね。
札幌に出て見えた時は、会えませんか?って連絡くださってね、グランドホテルで。
ちょっと一杯飲みましょうとか。
何しろ僕はあなたと、もう、、あっという間に好きになりましたからねって。
(晤郎さんがホストのTV番組スーパーサンデーのゲストとして、喜頓さんが登場された時の話。)
3分であなたを好きになりましたからっておっしゃって下すったときに、この色紙を下さったんですよ。
つまり、自分がやはりけっこう怒りっぽい方でもいらっしゃったから、芸術家でしたからね。
そう言うところでなく、一人の芸人として私が敬愛していたもんですから。
それと同時に、私にも師匠がおりますので、恐れ入りますが先生とお呼びしないで、益田さんがよろしいでしょうか?喜頓さんがよろしいでしょうか?って言ったら。
「こんなこと聞かれたのは初めてです、正しいです、あなたが正しい。」って、3分で好きになったっておっしゃって下すって。
その時に下すった色紙が「一怒一老 一笑一若」
で、考えてみたら自分の人生もそうなんですよね。
ひとつ笑えばいいんです。
ひとつ怒るのは大島だけにして(当時の晤郎ショーディレクター)。
まぁ、仕事として遺したいからね、一歩ずつ。
だとしたら、こんな奴がもう一人出て来てラジオを継続してくれたら、私は、引っ張っていけるディレクターになってもらわなきゃ困るんだよ。
周りの空気を侮るような奴がいたら、この人、絶対に自己破滅するよ。
こんなやり方はね。
こんな芸風は誰にも教えられないし、教えてはいけないし、受け取ってもらっても困るんですね。
継続するという自信があって初めてできることですから。
ただし言っとくけど、絶対に継続というのは上手くなければ駄目ですよ。
当たり前じゃないですか!
もう一つ、自分の継続を1日も忘れないという事ですよ。
継続、、、
継続、、、
毛、続々抜けてます夜明けのブルース五木ひろし。
(ここから、夜明けのブルースに変わる。)
☆最後の放送2週間前の、晤郎さんのコメントの重さ
ご自分の人生の幕引きを見据えたような、この10時の打ち明け話での晤郎さんのコメント。
益田喜頓さんとの絆と芸の心構え。
今聴き返しても、胸を打ちます。
髪の毛の話も、投薬の副作用に思えて切ないですね。
(ファンとしては、こういう考え受け取り方はダメ、ただ笑えばいいのですが、、、)
「 周りの空気を侮るような奴がいたら、この人、絶対に自己破滅するよ。
こんなやり方はね。
こんな芸風は誰にも教えられないし、教えてはいけないし、受け取ってもらっても困るんですね。」
ここにはっきりと、後発の晤郎ショーフォーエバーへの警鐘が鳴らされていますね。
もちろん、引き継ぎたい、消したくないというフォーエバー陣の強い思いは痛いほどわかります。
だからこそ、その思いを秘めた新しい形の後発番組を私は望んでいましたし、器を真似ただけでは自己破滅に至る危険性を初めから含んでいたのだと思われます。
、、、あれ?
ちょっとまって、、、。
また記事が長くなってる。
いけない、今日はもうここで止めます。
いけないいけない、まさしくこれも自己破滅💦
ではまた💦
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