クロウ~飛翔伝説

ブルース・リーの息子のブランドン・リー。
彼の遺作の「クロウ~飛翔伝説」。
1994年の映画ですが、このDVDを以前に買っておいたまま、観てなかったのです。

今年で、30年になりますからね、この映画が作られてから。
それで、昨夜、ついに観ました。
やはり大事な映画は、そうそう簡単に観たくはないものですから。
クロウ~飛翔伝説

この映画の撮影中、スタッフの不手際で小道具のピストルからダミーの弾(一説には実弾)が発射され、それを腹部に受けたブランドンは亡くなりました。

悲しい事故でした。
この事故の一ヶ月後には、婚約者であるエリザ・ハットンとの挙式も控えていたのですから。
そして作品にも重なります。
この映画の主人公エリックは、挙式前に婚約者のシェリーと共に、4名の暴漢によって惨殺されるのですから。
そこから物語が始まるので、どうにもやはり、哀しい。

それで、思うんですけれど、この30年前の作品。
実に良いんです。
元々はアメリカンコミックらしいんですが、実際のブランドン・リーを襲った不幸を差し引いても、作品の仕上がりが良い。
これは同じアメリカンコミックが原作のマーベル映画より、ずっとずっと心の奥に訴えるものがありました。
クロウ~飛翔伝説

やはり、作り手側がつまらなくなったという事なんでしょうか?

ということで、作り手側が最高に素晴らしかったのが最近では、ゴジラ-1.0
日本アカデミー賞総なめ。
そしてアメリカでも超が着くほどの高評価。
ゴジラ-1.0

それのマイナスカラー版と言うのが今月から放映中。
これ、モノクロ、つまり昭和でいうなら白黒版。
期待大で観に行ってきます!!
色の情報を抜くことで見えてくるものがある、伝わるものがある。
これも、クロウ~飛翔伝説の作り手側から伝わってきた思いであります。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください

手紙

前の記事

手に入れました、柳多留♪
日記

次の記事

映画:ゴジラ-1.0/C