五年振りの再読

これを読んだのが、5年前の正月。
その本とは、徳川夢声著「話術」
この本に関しては、以下の記事をご覧ください。
< 正月読書~話術
晤郎さんも折に触れて仰っていた本。徳川夢声さんの名著

そして昨日。
今年も人前でしゃべる機会が多くなってくる季節に差し掛かってきたので、勉強のためにと「話術」を再読しました。

以前に読んではいるのですが、こういう本はたまに読み返しておきたいものです。
どんな知識も問題も思いも、相手に届くように話せないと全く届きません。
それが、そういう思いを抱いて話さない登壇者も多いのも事実。

徳川夢声 話術

これは何も仕事だけの話ではありません。
学校の先生でも、お役人でも、友達でも、恋人同士でも家族でも、伝わらない不幸ってあると思います。
しかも悲惨な事に、伝わってないことに話し手が気づいていない場合が多い。

本書第一章の夢声さんの言葉を、ちょいと私なりにまとめてみました。
以下、「」内がそれです。

「 人間の生活で、絶対に必要なものの一つが、ハナシです。
それでも、ハナシは誰にでもできるものです。
だから、誰にでもできるものだから、誰も研究しない。
しかし、誰にでもできるものだから、実は大変難しいものである。」

生きている以上は、私も何かを伝え続けたいです。
そういう思いから、書き言葉ではこういったブログを二つメインで毎日続けています。
けれど話し言葉では毎日喋ってはいるけれど、時折大勢の前で伝えることを主眼とした喋りをしなければならない事もやっております。
なので、もっと上手に深く、決められた時間で伝えるべきことを伝えたいとこうして再び話術を昨日手にしたわけです。
この本は私の生涯が終わるまで手元に置いて置くと決めたうちの一冊であります。
徳川夢声 話術

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