参院選開票速報を朝まで見て
☆日本保守党
比例当選2議席
昨夜8時に参院選投票終了。
そこから今朝まで、開票速報を見ていました。
投票終了直後に当選確定、つまり当確が出るのですが。
この投票終了直後に出される当確を、ゼロ打ちと言いますが。
私が応援している日本保守党からもゼロ打ちが出ました。
あの北村弁護士です。
これまで多くの党から立候補依頼が来ていたのを断り続けていた北村さんが、まだ国政政党になって1年にも満たない弱小政党の日本保守党を選んでの今回の立候補。
そしてゼロ打ち。
北村弁護士、マスコミへの宣言
日本保守党の会見現場で、北村弁護士がマスコミを前にして言った言葉がまた格好良かったです。
「 今、本当に有り難い時代で。
本来メディアの方々が報じなければ何も国民に伝わらない本来は、これまでは。
というのは国会中継誰も見ませんから。
でもこれからはSNSを通じて発信すれば、国民全体が視聴可能ということで。
先程も申し上げましたが、いかに使命感の無い政治家を排除していくうのかと、その過程で有能な、使命感のある若い人たちがここから入れ替わっていくと、そういう事が可能になると僕は信じているんで。
そのためにやりたいと思っています。
ただ、メディアの皆さんには、街頭演説でも話しましたが、僕はメディアの皆さんの報道を必ずしも信用してないということが御座いまして。
逆に言うとメディアから猛烈なバッシングがあると思っていますけど、それについては全く負ける気が無いというふうに思っております。
それについては少なくとも投票してくれた皆さんの大部分は、そこに期待して下さってると申し上げておきたい。
まぁ、これは報道されないでしょうけれど。」
百田党首、マスコミと歓談
選挙速報と言っても9時間の生中継。
各党のゼロ打ち情報以外は待ち時間が多い。
生中継冒頭の北村弁護士の、マスコミとの対決宣言が出たからと言って、会場のマスコミ各社が敵意むき出しかというとそうでもなく。
その大きな要因は、党首・百田尚樹氏の言動も大きいと思われました。
ベストセラー作家で、永遠のゼロの著者。
またあの探偵ナイトスクープの放送作家も長年務められ、マスコミの何たるかも、言葉遣いの何たるかも知り尽くしているプロ中のプロ。
待ち時間が長い。
マスコミは仕事で来ている。
現場に集まっているマスコミは、当然カメラには映りませんが、音声は流れていまして。
その記者席に百田さんが出向いて、各記者が書いている日本保守党の記事を読んで、それが中継の音声に乗って笑いが起きる。
何も動きが無い時間帯には、カメラに向かって春日八郎さんのお富さんを歌い始める。
それを背後からTBSのカメラがとらえてる。
なんとも和気あいあい。
これ、心底ふざけての冗談ではないって、私にはわかる。
根底は同じテクニック。
うろつきまわる党首に、マスコミの仕事を邪魔しないと注意する事務総長の有本香さんは、ジャーナリスト。
政治討論で他を圧倒する弁舌は、有本無双という呼称が付く。
この二人の掛け合いがまた絶妙。
生中継9時間は、晤郎ショーホール公開と同じような長さなので、私の体に馴染んでしまってました。
ましてや選挙結果など、国の在り方を決める真剣勝負です。
それでもこうした、マスコミ取材の皆さんとのやり取りもあり、視聴者を飽きさせない空気感は、やはり他党との大きな違いでありました。

☆小野寺まさるさん、落選
投票日翌朝の小野寺まさるさんのライブ
さて、日本保守党北海道ブロックから立候補していた小野寺まさるさんですが、今回も昨年秋の衆院選に引き続き、落選しました。
私も応援していたので、今回の落選に私もショックを受けているのではなかろうかとお思いの方もいらっしゃるかもしれませんが、、、。
実は全然落ち込んでいませんで、逆に目標達成で大喜びしているところです。
選挙って実に巧妙です。
今回関わって痛感しました。
写真は、今朝の小野寺さんのライブ中継。
カップラーメンを食べながら、選挙活動の振り返りを行ってました。
政党要件と大局観と
政党として認められる政党要件とは、所属議員が5名以上か、直近の国政選挙で全国での得票率が2%以上です。
日本保守党は、設立後初の国政選挙、昨年秋の衆院選得票率で2%を獲得。
ここで議員三名も誕生しています。
そして今回の参院選では、得票率5.9%。
比例当選が二名誕生しましたので、所属議員が五名。
これで全政党要件を達成し、今後は党首討論にも呼ばれるようになり、知名度も格段に上がって行く事になります。
今回の選挙でも、小野寺さんはご自身の落選を織り込み済みで、10年後を見据えての選挙活動を展開。
その組織下のボランティア組織の一員として活動した私にも、最初から小野寺さんの当選は期待しておりませんでした。
まずは得票率を上げる活動が優先です。
この思考、なんだか将棋に通じるなと感じました。
歩は究極、王や玉を護るために動く。
大局観という奴です。
ティッピングポイントを目指して
物事が緩やかに変化していて、ある一点を超えると急速な劇的変化に移行する。
この分岐点(ある一点)をティッピングポイントと言います。
小野寺さんは言います。
今は政党立ち上げから、しっかりした基礎体力をつける時期。
だから着実に、地道に組織作りに力を注ぐことが大事だと。
それを確実に積み重ねて行けば、ある瞬間からドンと大きな波に乗れる、と。
これはまさに、ティッピングポイント。
気候変動も、選挙も同じなのだなぁと勉強になりました。
小野寺さんは落選しましたが、選挙前に小野寺さんが設定した目標(私達ボランティアには選挙前に周知済み)は達成できましたのでこの笑顔。
俺の落選は織り込み済みなのになに落ち込んでるんだと、一部の支援者に向けてのこの笑顔。
これ、凄い事でしょう。
「歩」の志です。
設立より1年9ヶ月。
国政選挙で政党要件を満たして政党になって9ヶ月。
そして今回、政党要件を二つとも満たし、得票率は9ヶ月前の2.5倍の伸び。
こういう破竹の快進撃は、政治の世界では奇跡です。
政党になってまだ1年経ってないのに。
これから露出も増えます。
日本保守党に起こるティッピングポイント、楽しみにお待ちください。
日本保守党が起こすティッピングポイントも、どうぞお楽しみに。
☆本日の一人福笑い
追伸
歴史的惨敗を招いた首相は、続投宣言をされるそうですが、、、
いやはやなんとも地に落ちたものです諸々。