日高晤郎ショー公開放送in大空町~89
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☆晤郎の一曲集中主義
晤「ちょっと追いすがる気持ちがヒットへ持って行くってのもあるし。」
五「あとやっぱりね、色んな歌を歌ってきましたから。前作、あるいは前々作との流れとか、次どういうことを期待してんのかなとか、こういう事もやっぱり読まなきゃ駄目なんですよね。」
晤「うん。ところが今回の新曲の夕陽燦燦という」
五「はい。」
晤「敢えて燦燦を、、普通、、逃げるかもしれない、愛燦燦があるから。」
五「はいそうですね。」
晤「それで美空ひばりさんを偲ぶときどうしても誰かが」
五「はい、必ず歌います。」
晤「敢えてそこに深々と入りましたね。」
五「はい。」
晤「しかも尚且つ夕陽と来た。
五「はい。」
晤「夜明け、ではないんですね。」
五「そうです。
これはね、僕はまぁあの詞を頂いてね、ずっと見ましたらね、今までまぁ夫婦というテーマを詞にしたのが多かったんですね、たかたかしさんの中で。」
晤「うん。」
五「でも今回初めてですね、親子なんですよ。」
晤「う~ん。」
五「子供が成長していく姿を見る夫婦が、人生を振り返って良かったねって微笑み合うというシーン。
これはふと僕の中で、自分と共鳴したわけですね。」
晤「そういう時って、曲は絶対に俺が付けるとなっちゃう?」
五「そうです、はい、スッと出てました、曲が。」
晤「だからたかたかし作詞、五木ひろし作曲なんです。
で、尚且つ、皆さんお気づきでしょうが、トンボが飛来してます、まさにね。
その赤トンボに思いを寄せて、たかたかし曰く、あの赤トンボにあなたはどんな情景をお持ちですか?
この歌を聴きながらその情景に問うてみてください、というふうに書き上げてるんです。
とてもこの季節にドンピシャリ。
大空町に対する私たちの感謝と敬意もピシャリと来て、本当にハマる曲です。
たかたかし作詞、五木ひろし作曲。
夕陽燦燦。」(会場拍手)
※歌唱後拍手の中
五「ありがとうございました。」
晤「こおり。」
こ「はい。」
晤「え、なんだろうね、この、五木さんの。」
こ「はい。」
晤「この一瞬の世界観って。
あなたが歌うと本当にあのみんな気持ちよく、くっと呼吸停めますね、死なない程度に。」(会場笑)
晤「いわゆる、五木さんの地球になるね。
こ「はい!」
晤「なんだろうねこれってね、切なさもそうなんだけど、切な過ぎず。
甘さもそうだけど、甘過ぎず。
かと言って、厳し過ぎず。
なんか、たまらない世界観ですね。
これぞ、五木ひろしなんですね。」
(会場から大きな拍手)
五「ありがとうございます。」
晤「素晴らしい。」
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