高市首相誕生前夜

高市早苗氏がいよいよ今日、臨時国会にて新首相に選出される可能性が高まってきました。
石破茂
これは、石破自民+公明党から、高市自民+維新への事実上の政権交代と言ってよい出来事だと思います。

日テレnews 高市新総裁会見

こうしてこのブログで、政治や政権の事をたまに取り上げるようになってきたのは、もうこれまでのようにどこの誰が日本のトップに立ってもそう変わらない日々が続く時代ではなくなったからです。

つまり、政権の動きによっては、日本文化や日本語などが根底から潰される急坂にいつ向かい出すとも限らない状況まで来てしまったからなのです。
このブログは、日高晤郎さんが愛した日本語や日本文化を語り継ぐものでもありますから、こういうのは看過できませんので。

日本文化などが根底から潰される急坂になどと書きましたが、何を言ってるの?という方もいらっしゃいますでしょう。
なので次にほんの少し、例を挙げます。

例えばマスコミなどでは近年、「兄弟」という立派な言葉があるのに「きょうだい」と平仮名表記が目立ってきています。
これは日本語の進化ではなく、破壊です。
漢字にはそれぞれ意味があるのに、あえてそれを音だけの表音文字にする悪意。
これではいずれ日本語の意味そのものが不明確になって崩壊して行くでしょう。

そして例えば、各地で除夜の鐘がうるさいとクレームが入り、実際に大晦日の夜に鐘の音が消えた場所も出てきています。
何故、大晦日にお寺が鐘を突くのか、その文化的歴史的背景を完全に無視した一部個人の大きな声による文化破壊。

報道

この根底にある一つが、国民の政治への無関心です。
本当の政治への無関心があって、たまにテレビに出て耳の心地の良い事をしゃべり、テレビ映りが良いというだけで当選してしまうのですから、政治家も日本文化だの日本語だの日本の国そのものも長い目で見て守って行こうなんて思えなくなるのも当然と言えば当然かもしれませんね。
報道

昨夜、自民党と日本維新の会が、連立政権樹立の正式合意に至りました。
高市早苗氏は、前にも書きましたが、日高晤郎のスーパーサンデーにご出演されていて、私はそれからこれまでずっと気にしていた政治家の一人。

折々に良いことは言うのだけれど、あの悪夢の民主党政権をはるかに凌駕した管・岸田・石破の最悪夢政権の時(この三政権の時に日本語や日本文化の破壊がかなり進みましたので)に高市さんは何の反対姿勢も取らなかったことに私は幻滅したのです。
そして総裁選の折のインタビューでの不自然な笑顔にも違和感。
まだ不信感は有りますが、党内の反対勢力への何かの対策で本心を出せなかったとも考えられますので、しばらく高市政権の出方を観ることにします。
但し、岸田・石破よりはマシかなと思います。

引っかかるのは、日本維新の会。

こちらも、ここまで日本を駄目にした公明党よりは良いとは思うのですが、、、。
連立離脱を今回、公明党がきちんとやってくれたので少しだけ、日本の未来が明るくなったのは吉報。
さすが、立派な公明党です。
今回の離脱劇で、あの名作ポスターの真意が私にも分かりました。
祭りだワッショイ
公明党ポスター

ただですね。
その代わりにやってきた日本維新の会。
大阪から出てきた新政党。
中国移民大好きで、運営費だけで大阪万博黒字と騒ぐミャクミャク政党ですから胡散臭い。
ここのガバナンス委員に、小泉政権で日本弱体化に貢献したパソナの竹中平蔵氏が居るのですから、ああ胡散臭い。
維新の会と竹中平蔵
そのバックには、中国かぶれの弁護士めいたテレビコメンテーターが院政を引いてると言われてますので高市政権も前途多難。
そして自民党内にも、今回の公明離脱に大反対の勢力多数と聞いています。
26年間の連立政権で、自民の議員の多数は公明票で政治家になれた、という恐ろしいことが起こっていたのかもしれませんね。
じゃあこの機にそんな蓮っ葉な政治家は落選すればよいだけの話。

ちなみに蓮っ葉とは、お盆の飾り物としての蓮の葉のことで、短期間にしか役に立たないものの例えですこれが日本語。

多くの問題を内包しながら、それを見事に操って、本当の意味での日本の文化などを護ってくれる高市政権となるのか、これからも関心を持っていようと思います。
自維連立

勿論、日本文化の中には、伝統・言葉・教育・行事・生活・物価・福祉は当然の事、治安やエネルギー問題、そして現在の野放し状態の放送業界への対策も含みます。
ともあれ高市政権、妙な反対勢力に足を引っ張られないことを願います。

今日がある意味分岐点になるかもしれませんので、敢えてこういう記事にしておきました。

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