☆「日高晤郎ショー 最後の日」スタジオでの歌人達

前回より続く

☆歌人達の感性。晤郎さんの想い。そして、多くの遺言。

前日の命懸けの舞台「明日への贈り物Part3」に主演された6名の歌人達。
岩本公水さん。
松原健之さん。
走裕介さん。
こおり健太さん。
パク・ジュニョンさん。
戸川よし乃さん。

途中クジ引きで席順が変わることはあっても、晤郎さんを取り囲むように座ることには変わりはないんです。
前日の壮絶な舞台裏を知る皆さんだからこそ、晤郎さんへの絶妙な配慮が感じられた。
晤郎さんにしては有り得ないほどの、時折の文章の乱れ。
それを上手くフォローしつつ会話を進めていく歌人達という場面もままありました。
第一スタジオでの晤郎さんと歌人

放送では見えない部分での、歌人の表情、しぐさ、CM中の会話。
途中、人生風味・文の味わいの前、そのCM中に戸川よし乃さんが激しく怒鳴られました。
人数分には足りなかったカップラーメンのKUTTAカレー味。
それを回して食べてた歌人達。
戸川さんの番になったとき、戸川さんは遠慮して「まだ食べてない方にどうぞ」と箸を付けずに次に回そうとされたんです。
その行為が逆鱗に触れました。
その理由が、次の言葉で示されます。

「何回来ても、ここのシステムや、ここの愛情や、自分がここに居るという喜びが、何にも表れていない!」
『歌が上手いだけではいけない。スポンサーさんからの商品を、自分の体で大事に頂くという思いも、これからは君に大事な事なんだ。』そんな晤郎さんの想いがそこに込められていたんです。
第一スタジオでの晤郎さんと歌人2

命懸けで語る方も修羅。
その傍で話を受ける方も修羅。
それらが混ざり合い化学反応を起こすと、客席を通してラジオの向こう側にまで笑顔が拡がる。

そんな晤郎さん最後の晤郎ショー。
実際にスタジオに入る事が出来て、今にして思うと正解でした。
切ないまま、晤郎さんに会うのが怖いからと廊下に居続けたら絶対に分からない事でした。
代わって下さったKさんには、心から感謝しています。

私がスタジオ入りして、1時間が経過。
明らかに晤郎さんはこの1時間でも消耗が激しくなっていました。

☆「日高晤郎ショー 最後の日」最後のチャラの裏側①へ続く

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