晤郎さんが戻ってみえた。
と同時に、次に抜ける時間帯の宣言もされた。
歌人に、バトンを預ける喜びと、預けなければならない悔しさと。
そんな瞬間だった。

こおり健太さんと、走裕介さんのMCリレー。
そして落ち着いてこの時間を締めた松原健之さんに拍手喝采。
晤郎ショーを護ってくれてありがとうと、全員に拍手喝采
印象深い3時台の始まりでもあった。

3時台の始まり。そこに晤郎さんは居なかった。
主の居ないスタジオ。
補って、歌人達が曲紹介。
こおりさん、続いて走さん。そして続くは、松原さん。

種々雑多な廊下の雰囲気。この日は、そんな雰囲気がスタジオから戻った私の動揺や悲しみを和らげてくれていた。スタジオの緊迫感は、廊下の全ての人にまでは、伝わってなかった。

チャラを境に、ストンと何かを重荷を解いたような、晤郎さんの清浄な佇まいが今もこの目に残っている。それは私が頂いた明日への贈り物の一つなのだ。