晤郎ショーへ出す手紙は、絶対に手書き文字。
そして絶対的に私は、自分の文字が下手で汚い事は誰より理解している。
けれど絶対に手書き文字。
ワープロを使えば、無難に、そして修正も簡単。
それは分かっている。
分かっているが、手書きは譲れない。

手書き文字には、その時の気分や体調、もしかすると体温まで載せる事が可能。
晤郎さんへの手紙は、自分自身の総力戦となる。
全身全霊で書き上げて、また来週となる。
はっきり言って、疲れる。
でもそこは、更にこういう理由で譲れない。

晤郎さんは毎週、全力で手抜きせずに番組を作り上げていらっしゃる。
そういう方に、こちらも微力ながら誠心誠意、全力で関わる事が礼儀じゃないかと。
そして晤郎さんは、毎週送られてくる手紙の封を切る瞬間が好きだとおっしゃっていた。
また、手書きの文字を読むのが好きだとも。
だったら、せめて晤郎さんのお好きな時間を、封筒に込めてお届けするのも、晤郎さんファンができる事の一つ。
私ができる事と言ったら、手書きの手紙しか無かったのだ。
そんなこんなで晤郎さんへ手紙を書き続けた。

最初に、、、
私は、自分の文字が下手で汚い事は誰より理解している、と書いた。
ただ、自分の文字がとても大好きだという事も記しておきたい。
とてもお得な性格だと、自分でも思う。
さんきゅー。