ういろう買いに行きました

☆お菓子の、ういろう

ういろうには、大きく分けて2種類あります。
1つは、お菓子のういろう。
これは穀粉と砂糖を混ぜて蒸した、あのウイロウですね。
「白黒抹茶小豆珈琲柚子桜」という文言は子供の頃にTVCMで刷り込まれている私は昭和30年代生まれ。
私は断トツ白ういろうのファンでした。
しかしこの文言は、確か名古屋のメーカーではなかったかと、その辺の記憶は曖昧。
つまりはCMとして、私の脳裏に会社名まで刷り込むことは失敗したようであります。

☆薬の、ういろう

そしてもう1つは、薬のういろう。
こちらの方は唯一無二。ここでしか作られていない、ここでしか売られていないという貴重品。
会社名がそのものズバリ、「ういろう」。
神奈川県小田原市にある株式会社であります。
日高晤郎さんがご披露してくださっていた歌舞伎十八番「外郎売り」は、この薬のういろうの事。
別名が「透頂香」。
代々作り続けて600年は経つらしい。

☆小田原の、ういろう探訪

2018年1月、日高晤郎さん検査入院の折り、私は小田原のういろうを訪ねておりました。
日高晤郎さんが大切にしておられた「外郎売」を、少しでも身近に触れておきたいという思いからです。
写真は、ういろう本店で購入したういろう印籠。
裏には、桐の御紋がありました。

ここから、私の外郎売の勉強が始まりました。
調べていくと、実に面白いことが次々と。
あれから1年9ヶ月。
私は今でも、外郎売の事や日高晤郎流外郎売口上の分析、続けています。
このblogで、おいおい書き記して行きたいと思う10月最後の日曜日です。

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