「私はストイックではないです」

☆晤郎さん語録

思い出すと連続であれこれ蘇るものですね。
昨日「筋肉に覚えさせる」を書きましたが、今日はその晤郎さん語録第二弾
「私はストイックではないです」について。

語り芸やディナーショーで顕著なのですが、晤郎さんはステージに向かう時間の中で、ご自分の体調を極端と言っていいほどにコントロールされてましたよね。

例えば、このステージ衣装に合わせて体形コントロールされる。
和装ならふっくらと、洋装ならしゅっと。
食事制限から各種負荷運動。
それに膨大な勉強量が加わって、もう寝る間もないんじゃないかという感じで当日を迎えてらっしゃいましたよね。

私みたいな素人からみれば、心身を酷使しすぎて健康を害するんじゃないだろうかと心配になるぐらいに、、、まぁストイックでありました。

で、ある時私は晤郎さんに言いました。
何かの話の流れの中で、、、詳しい前後は忘れましたが。

「晤郎さんのストイックさに憧れます。」と。
ストイック=あれやこれやと色んな欲望の影響を抑え込んで、自分の立てた目標に向かって邁進する人や姿勢の事。
元々は哲学のストア学派が唱えた、禁欲主義に基づく幸福論の事。
ひいては禁欲主義と解釈されたりするが、それは間違い。
さて、私の言葉に対する晤郎さんの答え。

「私はストイックではないです。
こうやって体や気持ちに負荷をかけて楽しんでる。
楽しいんです。」
放送中の晤郎さん

その時私は晤郎さんの回答にただ笑顔でうなずくばかりでした。
でもあの時、晤郎さんには言いませんでしたが、確信しました。
晤郎さんは、やはりストイックでした。

ストイックな方の特徴。
雑多な欲望をコントロールし、目標達成に近づくことが何よりの喜び。
つまり、楽しかったり自己満足度が高かったり。そういうプラスの感情が強い。
しかし周囲はそういう人を「禁欲的」という面でしか捉えがち。
大体において、ストイックという言葉は自分で認識するものではない性質の言葉です。
周囲から発せられる言葉なのですから。

楽しいと言い切った晤郎さんは、やはり素敵でした。
だから言います今一度。
私は、晤郎さんのストイックさに憧れます。

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