神保町

☆日高晤郎さんとの短い会話

ある時STVの廊下で。

「今度の夏休み、娘さん(会話では娘の名)とどこか行くの?」と晤郎さんが話しかけて下さいました。
通りすがりの軽い会話だったのですが、私が神保町に行きますというと晤郎さん、足を止められた。
そして。
ニコっとされて、「お!、、そう。たまらないよね神保町は」とだけ仰いました。
この「お!」の時の晤郎さんの嬉しそうな目、忘れられません。
芸人さんとファンと言うより、本好き同士のアイコンタクトみたいでした。

神保町は古本の街。
晤郎さんも勉強のための本や文献を探して通われた街。
私も東京暮らしの頃は、たまに散策がてら本を探した街。
晤郎さんとのその時の会話は、今でもときどき思い出します。
便箋と万年筆~晤郎さんへの手紙

今でも、好きな街ですねぇ。
たまに、気持ちが里帰りするようなそんな所。

読書の秋とは巧く言ったもので、この季節になると神保町が恋しくなる。
お目当ての本を探しに行くのではなくて、ピタッと来る本に出会うための街という感じ。

☆哀しみの歳時記事件

哀しみの歳時記、だなんてタイトル付けたけど、、、。
要は古本屋さんでの価格設定の大雑把さに関して。

私が東京暮らしの時、神保町の本屋で「歳時記」の「春」と「夏」に出会って、これは全部欲しいなと、二冊手にしたまんまその店の隅から隅まで探索。
そうしたら各所から「秋」と「冬」と「新春」の三冊をバラバラに発見。
一冊150円。
消費税とか存在しなかった時代。
150×5冊では750円です。

私はもう凄い買い物をしたと、犬だったらシッポを千切れるほどに振って会計へ。
すると古本屋のオヤジ。
レジの向こう側で感心してるの。
「お!これ全部有ったんだ」

私が得意満面で、「はい、横積みの本の奥の段とか二階とか、あちこちに散ってましたね」と言うか言わないかという時にオヤジ。
「5冊揃ってるなら、これ8000円」

一瞬我が耳を疑いましたよ。
えええ、、10倍以上じゃないか、と。
便箋と万年筆~晤郎さんへの手紙

揃ってるなら8000円って、、、探したの俺だぞ、約2時間かけて。
まぁそういう事は言わなかったけれど。

オヤジは8000円を譲らず、結局私は探し損。
そんな高いなら新品買うってことでオメオメと帰ってきたことがあるんです。
これが自分史の中で忘れられない事の一つ、哀しみの歳時記事件。

それ以降、古本屋ではセットになると発見した本でも、単品で数回に分けて買うようにしています。
いくら急いでいても、買い物と買い物の間隔は最低でも30分は空けるようにしてるんです。

そんな思い出たちも抱きしめて読書の秋。
古本屋の探検の為、神保町への旅を決めました。

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