振袖墨汁と、心あるホテル
☆救われた思い
今月8日に北九州で開催された「二十歳の記念式典」。
そこに参列した女性たちの晴れ着に墨汁掛けたバカがいましたよね。
本当に不愉快なニュース。
その女性とご家族のことに時折思いを馳せては、なんかこうモヤモヤしていたんです。
我が家の長男と同い年という事もありますが、ずっと思い出してました。
それが、先ほど見たニュースで解消。
その晴れ着を貸し出した松柏園ホテルが、その晴れ着のクリーニング代を負担して更にその方に、新しい晴れ着を無料で貸し出すことにしたんだとか。
「ご家族でお写真撮影くださいね」と。
なんて素晴らしい。
ご本人は当然、事件にショックを受けてらっしゃるとのことでしたが、せめてこれから笑顔になれること、心から私も願ってます。
松柏園ホテル
北九州でご宿泊の際は是非にと、関係のない私からのご紹介です。
☆いたずら、という表現のあやふやさ
今回は珍しく、裏ブログの話題から表に持ってきた話ですけど。
(※裏ブログ「成人式の女性の晴れ着に墨汁掛けたバカへ」)
「いたずら」という表現があります。
漢字で書くと「悪戯」。
「徒」はまた違った意味でいたずら。
これは「徒に時間ばかりが過ぎていき、、、」なんて使いますね。
さて、悪戯の話。
この墨汁事件でも、「いたずら」と報道していた頓馬がいました。
いやいや、犯罪だろ馬鹿者、犯人もろともそう報道したやつも馬鹿者。
だいたい犯罪をそう表現しちゃいかんですよ。
悪戯の意味は以下。
1、誰かの迷惑になる行為や、悪ふざけ。
2、いたずら小僧
3、もてあそんではならない物をいじること。
4、自分のやることを献上して言うこと。
5、性的に淫らな行為をすること。
つまりこの1番の意味で今回の墨汁事件を報じたのだろうが、あれが悪ふざけか?
やられた方の気持ちも考えろって。
どうも表現が婉曲に婉曲にと走る傾向がありますね。
も一回言う、あれが悪ふざけか?
ダメなもんはダメという昭和の頑固おやじ的問答無用のルールは、こういう場合残していいと思う。
あれは、犯罪だ。
早く捕まって充分な罰を食らいやがれ!
ついでに言うが5番。
婦女暴行をいたずらと報道するなタワケ!!
なんて、穏やかに思う今日のこの頃です。