仁和寺~御室金剛講
☆昨日の記事での疑問点
昨夜書いた、秋の木村さんコンサートについて。
就寝前だったのでサラリと書くに留めましたが、ゲストについて。
木村香澄さんは、言わずと知れた江差追分の大家(おおやとはお読みにならないように)。
日高晤郎ショーで幾度もホール公開のゲストとしてご出演でしたね。
公式ホームページはこちら。
香澄ーKAZUMIー
それから、北海道和太鼓塾選抜。
もうお分かりですね、木村善幸さんのお弟子さんたちです、選抜メンバーさんたち。
こちらも楽しみでね。
師匠の教えをまっすぐに受け継いで、まっすぐに音色を紡いでいくお弟子さんたちの姿勢と音が心底心地良いんです。
こちらも本当に楽しみ。
それで本題。
良く分らなかったのがこちら。
仁和寺御室金剛講。
☆仁和寺の御室金剛講
御室金剛講ときいて、おおお、あれね!とすぐにピンと来る方は間違いなく真言密教の教徒ですね。
私はなんちゃって真言密教ファンレベルですから、分からんかった。
いや実は今も分かってない。
分からないことはまず自力で調べるというのも、私たちが受け継いだ晤郎イズムですから、なんとなくこうかなというのを調べてみたんです。
朝5時半に。
仁和寺は、言わずと知れた世界遺産、京都にある真言密教のお寺。
ここに天皇家が関わったことにより「御室(おむろ)」の文言が就くようになったんですね。
なので、仁和寺の御室までは普通に分かります。
仁和寺に伝わる正統的な系譜の何かです。
金剛とは硬くて変質しづらいもの。
金剛石と言えばダイヤモンドだし、金剛界といえば空海上人が大陸より持ち帰った密教の教えの一つ、曼陀羅の片方。
金剛界曼荼羅は、男性原理を表してると言われていましたっけ。
金剛経というのもあったなぁ、、、ん?、、これは真言密教だったっけ??
こんな感じで、なんちゃって真言密教ファンレベルの私はここまでは朝5時の布団の中でぐ~るぐる。
うりゃ!
と起きて、資料引き出して探しても載ってない。
では文字分解で考えてみる。
金剛は、前出のとおり。
では「講」は。
講座、講義、購読。
ふむふむ、こちらは分かる、そうね勉学に通ずるもの。
それと仏教関係では、こういう字義もあります。
結社とか会合。
恵比寿講、伊勢講など。
講の語源はどうも、法会らしいんですね。
すると、仏教関係の行事とか、または信者の互助会的組織。
いやまて、木村さんのコンサートに御室派の信者さんたちの互助会的組織が出演してなになさる。
これは違う。
そうこうするうち時刻は6時。
これかなという答えに出会いました。
「元々、寺院内で仏典を講読・研究する 僧 の集団を指した。やがて仏典の講読を中心とする 仏事を指すようになった 。」
仁和寺独特の、仏典の講読を中心とする 仏事。
これが、御室金剛講なのかもです。
仏典の講読。
購読ではないですよ、文字が違います、この場合「講読」
意味は、書物を読んでその意味内容を明らかにすること。もしくは、その内容を講義すること。
となれば、、、御詠歌、、、かな?
御詠歌、、、仏教の教えを、5.7.5.7.7の和歌にして歌うもの。
うわ、、、もしそうだったら、最高に嬉しい!
ちょうど和歌を調べてたところだから。
< 言葉」の語源~番外編~和歌の秘密
そうやって興奮して目覚めの時を過ごした土曜日。
きっと午後2時辺りに猛烈な眠気が襲ってくるのでしょうね。
さてもう一度ご案内。
木村善幸コンサート「Fitst contact」
2023年9月28日木曜日
開場18:30 開演19:00
場所は、札幌コンサートホールKitara小ホール
全席指定S席6000円、A席5000円。
一般発売は6月17日土曜日午前10時より、Kitaraチケットセンターや、ぴあなどで発売。
特別出演に、世界遺産仁和寺の御室金剛講、江差追分の木村香澄、そして北海道和太鼓塾選抜。
津軽三味線に和太鼓、江差追分に加え、もしかして和歌の一つの形の和讃(御詠歌)に触れられるコンサート。
私、迷わず行きます!!