志らく師匠、笑点批判に反論

一昨日書いたときは、ついに口火が切られたかということで、取り急ぎ、吉幾三チャンネルのご紹介をしました。
< 吉幾三さん、北海道選出の議員名公表!

その後凄いですね。
一日置いて、ネット上ではその議員さんの実名がドンドン出されて。
またその議員さんのTwitterのコメント欄にも非難集中。

北海道の議員さんでありますし、二度ほどお見かけした辻立ち演説も聴いたことがありますが、もし今回の件が真実なら今の政治不信と言う風潮に拍車がかかるでしょうね。

まずはご本人がモタつかずにご自分の言葉でどう釈明されるかに注目しておこうと思います。
吉幾三チャンネル

一昨日、吉さん発言の裏付けに、政治だのマスコミなどを検索していたからでしょう。
ネットと言うのは凄いもので、ああこういうのに興味あるのね、と向こうで判断されてそういう関連の記事が優先的に表示されるようになります。

それで、今朝、私のパソコンに飛び込んできた記事がこちら。
志らく「笑点」“性的ギャグ”への批判に異論「何でも性の平等と言えば正しいと思っていやがる」
※一応、その記事へのリンクは貼っておきますが、新聞記事ですのであとで削除されるかもしれません。

昨年は、念願の寄席通いもできたこともあり、肌感覚で寄席が守ってきた文化に魅了されました。
近年のテレビなどよりも5000倍ほど価値があるし、とにかく楽しめる場所。
新宿末廣亭
その延長上にある日本テレビの笑点。
この笑点の直前番組の内容について、とあるスポーツ記者への取材と言う形で週刊女性PRIMEが記事にしているんですね。
批判記事です。
「性を笑いものにしていて時代遅れだ」と。

え??
そうか???
あれは、性を笑いものにしているのか???
ではあれを見て笑った視聴者も、性を笑いものにしてるというのか???
などと私は感じましたので、これについて書かせていただきます。
笑点

こちらがYahoo!ニュースに載った元記事です。
「抱いてください」「気持ち悪い」“性を笑いのネタ”にする『笑点』の時代を理解できない作り手

詳しくは、そちらをお読みになって各自ご判断下さい。
ちなみに私は、志らく師匠の反論に、全面的に賛成です。
「今の時代」とやらに合わせるのが善、このうすっぺらい風潮が、日本を近年急速に壊し始めています。

「時代を理解できない、作り手」ですって。
いやいや、話芸が時代に媚びを売るようになったらおしまいです。
そして同時に、時代ではなく人々に支持されて生き残ったものだけが話芸として成立してるんです。
なんだ、時代を理解してないって、、。
国立演芸場

そして週刊女性PRIMEはこう締めています。
「大人から子供まで、幅広い視聴者に愛されている番組だけに、性を笑いのネタにしたり、性を笑いのネタにした過去の映像を流すことは許されない。」
許されないって、誰が許さないの?
もうこうなりゃ、言ったもんがちだな、あほくさい。
ポリコレ

なぜ大人から子供まで幅広い視聴者に愛されている番組なのか?と言うところまでは、頭が回らないようですね、この記事を書いた人。

こういう言葉が、あたかも絶対的な正義として薄っぺらく使われて、しかもそこに反論したらダメと言う風潮もある。
そこが私は怖いです。
ポリコレ
ちなみに、志らく師匠のTwitterがこちら。
写真にリンクを貼っております。

志らく師匠

日高晤郎さんの語る「紺屋高尾」に幾度涙したか。
また、ああ、人っていいなぁと思ったか。

話芸と言うのは、重箱の隅を、今の時代という針で突きまわしても本来の味は分からないです。
そもそも、今の時代が昔より正しい事ばかりとは限らない事、これを多くの方は感じていますでしょう。

以前に、日高晤郎ショーとポリコレと言う記事を書きました。
お時間のある方は、よろしければご一読ください。
そして覚えておいてください。
日高晤郎さん語り芸DVD第一弾紺屋高尾

例として、紺屋高尾を出しましたが、こちらはもともと噺(落語)です。
噺家さんによって、見えてくる風景も違ってきます。
ここも話芸の奥深さ。

そして人の情がきちんとある。
圓生百席 紺屋高尾

笑点はあくまでテレビ芸。
本来は寄席が噺家さんの主戦場でありますから、テレビにはテレビ用の演出もあるでしょう。
噺家さんの性格付けもされているでしょうが、これを見て笑えるお客さんも多いんです。

その笑いが分からないスポーツ記者が、今の時代に合わぬと批判記事。
バカな事です。
笑点のお客さんの多くは、噺家さんの話芸が好きで見てるんです。

あ、そうそう、昨年12月。
今の時代に合わないと言論弾圧されて、一時は出版中止になった本。
「あの子もトランスジェンダーになった SNSで伝染する性転換ブームの悲劇」
あの子もトランスジェンダーになった SNSで伝染する性転換ブームの悲劇
この本は、以下の評価を受けている欧米のベストセラー。
「今年最高の1冊」エコノミスト誌
「今年最高の1冊」タイムズ紙(ロンドン)
「今年最高の1冊」サンデー・タイムズ紙

思春期に、突然「性別違和」を訴える少女が西欧諸国で急増。
この原因は何かという事にメスを入れた実際のレポート本です。

ただこの本が、日本では一部の抗議によって出版中止になったんです。
こういった言論弾圧が、実際に日本で起こってる。
今回の笑点に関してのことも、その一種でしょう。
ポリコレ

ところがついに来月。
この本が出版社を替えて、日本語版として発売されます。
そのタイトルがこちら。
トランスジェンダーになりたい少女たち
「トランスジェンダーになりたい少女たち SNS・学校・医療が煽る流行の悲劇」
著者:アビゲイル・シュライアー 
出版社: 産経新聞出版
発売日:2024年4月3日
定価:2,530円

色んな思惑と利権が絡み合って、めちゃくちゃ変な方向に誘導されている今の時代。
話芸も、性認識も、それ以外も。
実は同じ根っこで壊されようとしている気がしてなりません。

今の時代に合わない、、怖い言葉だと、私は思います。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください

手紙

前の記事

2024年:春彼岸中日
手紙

次の記事

ロイズのお店へ