仁和寺の悲劇
☆オーバーツーリズム
世界遺産、京都の仁和寺。
昨年、和太鼓・津軽三味線奏者の木村善幸さんがコンサートを開催されて行ってきたお寺ですが。
その門前に、地上三階地下一階のホテルが建設され始めたとニュースで知りました。
本来ならその地には、そういう大きな宿泊施設は立てられないはずなのですが、京都市が特例で許可したそうです。
あの門前の佇まいは、なかなか見事でした。
と、同時に、久々に訪れた京都は、私の知っている京都とかなり様変わりしていました。
なんというか、その地の味が消えかかっているのです。
これは、鎌倉でも、そうでした。
なんでも、ニセコでは日本人立ち入り禁止の区域が出てきたとも聞きます。
まるで出来の悪い冗談みたいです。
東京の一部の場所では、もう日本人が半分ほどになっていて、まるで海外のどこかの町みたい。
日本各地では、水源や寺社仏閣まで売りに出され、近場の外国人が買い叩いていると言います。
近い話、富良野在住の倉本聰さん(北の国からなどの作者)の家には、アナタノ土地高ク買ウアルと日本人じゃない誰かがやってきたので追い返した、このままでは富良野が駄目になると仰ってるのがネット情報で流れていました。
本当に、テレビのニュースは変です。
紅白歌合戦見てても、変ですからね。
ある意味、洗脳装置です。
哀しいですが、あの仁和寺の風情はもしかして、昨年の木村さんのコンサートで最後になるかも。
次に私が行くときには、仁和寺の形を遺す何か別の町になっているかもしれませんね。
まずは、日本語が壊れて行ってます。
言葉が壊れるという事は、人の考えや意識が壊れて言ってるという事だから、私は嫌なのです。
だから私は、言葉が壊されていない日高晤郎さんが、そして日高晤郎ショーが好きでした。
好きで居続けられました。
オーバーツーリズム。
観光公害。
10年後20年後、どうなってるニッポン。
日高晤郎さんと、私たちが愛した日本文化。
怒る事を忘れた日本は、蹂躙されるだけです。
ひどい思いをするのは子や孫ですから。
いや、それにしても、、、仁和寺さえも汚されるのか、、、悔しいな。