紅白歌合戦2023への雑感
☆私は観ませんが
毎年、劣化が激しいNHKの紅白歌合戦。
日高晤郎さんは、今の紅白をどう御覧になっているのだろうと思います。
曲順発表も、12月26日でしたでしょ。
という事は、出場歌手さんたちのスケジュール調整もギリギリということですよね。
ある歌手なんか、12月初めの番組で、「NHKさん、せめてもうそろそろ、曲順決めていただけませんか?」って公言してましたから。
今年後半に70歳以上の皆さんと何度かお話しする機会がありました。
全員で40名足らずでしたが、みなさん「今年の紅白は見ないよ、知らない歌手が多いからね」と仰ってました。
紅白の良い時代を知っている世代がこの発言ですからね、時代と割り切るしかないんでしょうか?
出場歌手も、晤郎ショーつながりで言えば、天童よしみさんと山内惠介さんのお二人のみ。
一方で、K-POPと言われる韓国の歌手が、たしか史上最多の6組出るんですね。
しらんがな。
紅白はもう、日本の歌い手を育てるとか、応援するって言う意識は無いんですね。
公共放送と言うより、忖度放送なんです。
誰の税金使って、どこの国から呼んで歌わせてるのよ、と言いたいです。
年々酷かったですが、ついに地に堕ちましたねNHK紅白歌合戦、と言うのが私の感想。
☆NHK退職者急増と言うニュース
さて、昨日(12月29日)のデイリー新潮の記事で、「【内部資料入手】NHKの退職者が4年で倍増」と言うのが出ました。
2023年7月までの1年間に155人の職員が退職したそうです。
この数字は、4年前の退職者70人の2倍。
それで何が起こっているのかと言うと、3年ごとの上層部の入れ替えと方針転換、それに予算削減による給料の低下、そして働き方改革で残業もさせられずに結局現場の負担が大きくなる。
そこで、全年代から退職者が出ているというんです。
私のこれまでの経験からも、組織は、中間層が抜け始めると崩壊が早いです。
恩恵を受けるのは上層部だけで、中間層に責任と業務が増加していき耐えられなくなる。
そして徐々に離反。
そうするとまだ身軽な若い年齢層は、将来への夢が持てなくなり転職を考え始める。
上層部はその改革として無駄な組織やチームを乱発。
結果、現場の負担と集中力は分散され、組織の活力も次代の戦力も育たず衰退していく。
こういう組織の衰退は、なにもNHKだけではなくて、政治も何も含めて、各地で起こっているようですね。
私は、ちょいとこれは深刻な状況だなと、一昨年あたりから何に付けても強く感じるようになってます。
大丈夫でしょうか、この国は。
さて、今年も明日で終わりなので、言いたいことを言ってみました。
※記事中の画像は、人工知能に「紅白歌合戦」のイメージで、昭和、平成、令和それぞれの時代のイメージで描いてもらったものです。
最後の令和なぞ、訳が分からないというのも凄いですね。