東京大衆歌謡楽団
☆昭和レトロ歌謡
驚きました。
昨夜、友人に誘われて足を運んだ手稲神社の秋祭り。
そう、田村みなみさんの地元です。
手稲区なので、ていぬくんというのがおりました。
田村みなみさんは、きっとこのていぬ君をみて育ったのだろうと思いました。
地区の祭りなので、それなりに楽しいのだろうとは思っていましたが。
いやいや、かなり楽しかったです。
私の目的は、夕方に行われた東京大衆歌謡楽団のステージ。
東京あたりならば席によって差はありますが、チケット代7,500円~3,000円。
それが手稲神社の秋祭りでは、なんと無料。
こういうチャンスは逃してはなりません。
私は初見でしたが、衝撃を受けました。
もう昭和、昭和初期そのもの。
1部と2部に分かれてのステージでしたが、歌は上手いは、お客さんへの対応が素晴らしいは、雰囲気が戦前の歌謡界そのまんまだわ。
それで構成は4人。
そしてこの4人が兄弟なんですね。
歌が長男で1983年生まれ。(昭和58年)
アコーディオンが次男で1985年生まれ。(昭和60年)
ウッドベースが三男で1987年生まれ。(昭和62年)
バンジョーが四男で1989年生まれ。(平成元年)
この年代で、戦前の歌謡界の雰囲気を醸し出すのですから、もう秀逸でした。
これに後半、新人さんが3名加わって。
そうそう、2部では三橋美智也さんの哀愁列車も歌われましたが、嶋三喜夫さんともまた違う描き方で、こちらも味わい深かったです。
こういう芸道もあるのだなと、しみじみ感じいることも多々。
心から、行って良かった手稲神社の秋祭りでした。